(仮訳)アオテアロア/ニュージーランド産Coenogonium luteum複合種の再検討:新産種および新種の報告とC. tomentosumについて
James, CJ. et al. 2026. A revision of the Coenogonium luteum (Coenogoniaceae) complex in Aotearoa | New Zealand, with new records and new species, and a note on C. tomentosum. Ukrainian Botanical Journal. Available at: https://ukrbotj.co.ua/pdf/83/2/ukrbotj-2026-83-2-073.pdf [Accessed May 3, 2026] 【R3-13860】2026/5/3投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

ニュージーランド産のCoenogonium luteum複合種を再検討し、C. hepatiphilumC. goniocystosumの2新種を記載した。
また、C. australienseC. pinetiをニュージーランド新産種として報告した。
2種をシノニムとし、各種の保全状況を含む記載、ニュージーランド産本属地衣の改訂版検索表などを掲載した。
New Zealand, Chatham Islands, Southern Tablelands, track to Lake Rangatapu, Waipurua Valley Headwaters

(新種)

Coenogonium goniocystosum C.J. James
語源…ゴニオシストの
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coenogonium fruticulosum
地衣体が繊維状
本種と異なり裂芽を有する
本種と異なりゴニオシストを欠く
New Zealand, North Island, Northland, Auckland, Glorit, Mataia QEII

(新種)

Coenogonium hepatiphilum C.J. James
語源…コケを好む
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coenogonium zonatum
ニュージーランドに分布する
葉縁の初生菌糸体が白色
本種と異なりコケではなく葉に生じる
本種より子器のサイズが小さい
本種より子嚢胞子が短い
Coenogonium bryophilum
オセアニアに分布する
コケを覆って生育する
本種と異なりニュージーランドではなくオーストラリアに分布する
本種と異なり地衣体が常に痂状
本種と子lとなり初生菌糸体を欠く
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
Coenogonium epiphyllum
地衣体が主に痂状
藻類フィラメントが発達する
本種と異なり熱帯に分布する
本種と異なりコケではなく葉に生じる
本種より子嚢胞子のサイズが顕著に小さい

(その他掲載種)

Coenogonium luteum (Dicks.) Kalb & Lücking
ダイダイサラゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coenogonium australiense
ニュージーランドに分布する
本種と異なり通常木性シダの幹上に生じるのではなく多様な樹皮基質上に生育する
本種より地衣体が厚い
本種と異なり地衣体がしばしば疣状
本種より子器のサイズが小さい
本種と異なり子器が橙色ではなく黄橙色
本種と異なり子器が成熟時波打つという特徴を欠く
本種と異なり子器盤が扁平~凸形になるのではなく扁平のままである
本種より子実層が僅かに厚い
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種より果殻基部が薄い

(ニュージーランド新産種)

Coenogonium australiense Kantvilas & Lücking
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coenogonium luteum(ダイダイサラゴケ)
ニュージーランドに分布する
本種と異なり多様な樹皮基質上に生じるのではなく通常木性シダの幹上に生育する
本種より地衣体が薄い
本種と異なり地衣体がしばしば疣状という特徴を欠く
本種より子器のサイズが大きい
本種と異なり子器が黄橙色ではなく橙色
本種と異なり子器が成熟時波打つ
本種と異なり子器盤が扁平のままではなく扁平~凸形になる
本種より子実層が僅かに薄い
本種より子嚢胞子のサイズが小さい
本種より果殻基部が厚い

(ニュージーランド新産種)

Coenogonium pineti (Schrad. ex Ach.) Lücking & Lumbsch
コツブダイダイサラゴケ
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Coenogonium lutescens
ニュージーランドに分布する
子器が小型
本種と異なり子器が顕著な桃橙色ではなく黄色
本種と異なり子嚢において子嚢胞子が常に1列ではなく常に2列で配列する
本種より子嚢胞子が僅かに短い

(その他掲載種)

Coenogonium implexum Nyl.
mycobank_logoSpecies_Fungorum