(仮訳)日本産植物から分離された酵母の新属新種Bannoa hahajimensisと関連する3種のアナモルフ:新種Sporobolomyces bischofiae、新種Sporobolomyces ogasawarensis、および新種Sporobolomyces syzygii
Hamamoto, M., Thanh, VN. & Nakase, T. 2002. Bannoa hahajimensis gen. nov., sp. nov., and three related anamorphs, Sporobolomyces bischofiae sp. nov., Sporobolomyces ogasawarensis sp. nov. and Sporobolomyces syzygii sp. nov., yeasts isolated from plants in Japan. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/docserver/fulltext/ijsem/52/3/0521023a.pdf [Accessed April 29, 2026] 【R3-13849】2026/4/30投稿

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3行まとめ

小笠原諸島(父島、母島)において植物の葉から分離された14菌株の射出分生子形成性酵母を検討した。
有性生殖が確認された1種を新属新種Bannoa hahajimensisとして記載したほか、3新種を記載した。
4新分類群は全てサビキン綱のErythrobasidium系統においてまとまった単系統群を形成した。
小笠原諸島母島

(新種)

Bannoa hahajimensis Hamamoto, Thanh & Nakase
語源…(属名)I. Banno氏に献名/(種小名)母島産の
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【よく似た種との区別】
Erythrobasidium hasegawianum
担子器が単細胞である
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり植物の葉ではなくビール酵母の古い培養物などから分離される
本種と異なり単細胞性担子器を接合を介さず形成する
本種よりDNAのGC含量が高い
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces elongatus
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりブラシノキ属植物などから分離される
本種よりDNAのGC含量が高い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces yunnanensis
東アジアに分布する
植物の葉から分離される
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなく中国などに分布する
本種よりDNAのGC含量が高い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Occultifur externus
接合を伴う有性生殖を行う
本種と異なり担子器が単細胞ではなく4細胞性である
本種と異なり主要ユビキノンとしてQ-10(H2)ではなくQ-10を含む
nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sakaguchia dacryoides
本種と異なり担子器が単細胞ではなく2-4細胞性である
本種と異なりテリオスポアを形成する
本種と異なり主要ユビキノンとしてQ-10(H2)ではなくQ-10を含む
本種と異なり多対立遺伝子型二極性交配系ではなく二因子型交配系を持つ
nrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cystofilobasidium infirmominiatum
多対立遺伝子型二極性交配系を持つ
本種と系統的に遠縁である(サビキン綱ではなく菌蕈綱)
Sporobolomyces syzygii
日本の小笠原諸島に分布する
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
植物の枯葉上から分離された
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られている
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces ogasawarensis
日本の小笠原諸島に分布する
植物の枯葉上から分離された
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られていない
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces bischofiae
日本の小笠原諸島に分布する
植物の枯葉上から分離された
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られていない
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
小笠原諸島父島

(新種)

Sporobolomyces bischofiae Hamamoto, Thanh & Nakase
語源…アカギ属の
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【よく似た種との区別】
Bannoa hahajimensis
日本の小笠原諸島に分布する
植物の枯葉上から分離された
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られている
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erythrobasidium hasegawianum
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり植物の葉ではなくビール酵母の古い培養物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces ogasawarensis
日本の小笠原諸島に分布する
植物の枯葉上から分離された
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られていない
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces elongatus
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりブラシノキ属植物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces yunnanensis
東アジアに分布する
植物の葉から分離される
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなく中国などに分布する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
小笠原諸島父島

(新種)

Sporobolomyces ogasawarensis Hamamoto, Thanh & Nakase
語源…小笠原産の
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【よく似た種との区別】
Bannoa hahajimensis
日本の小笠原諸島に分布する
植物の枯葉上から分離された
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られている
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erythrobasidium hasegawianum
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり植物の葉ではなくビール酵母の古い培養物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces elongatus
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりブラシノキ属植物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces yunnanensis
東アジアに分布する
植物の葉から分離される
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなく中国などに分布する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
小笠原諸島母島

(新種)

Sporobolomyces syzygii Hamamoto, Thanh & Nakase
語源…フトモモ属の
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【よく似た種との区別】
Bannoa hahajimensis
日本の小笠原諸島に分布する
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
植物の枯葉上から分離された
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり有性生殖が知られている
DNA-DNA再会合において本種との結合度が低い
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Erythrobasidium hasegawianum
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり植物の葉ではなくビール酵母の古い培養物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces elongatus
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなくオーストラリアなどに分布する
本種と異なりブラシノキ属植物などから分離される
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Sporobolomyces yunnanensis
東アジアに分布する
植物の葉から分離される
主要ユビキノンとしてQ-10(H2)を有する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり日本ではなく中国などに分布する
ITSおよびnrSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される