2024年10月23日 (仮訳)ポーランド新産種Caloplaca subpallida:分布、生態、および分類学的類縁性 Szczepańska, K., Kossowska, M. & Wilk, K. 2013. Caloplaca subpallida (Teloschistaceae), a lichen species new to Poland: distribution, ecology and taxonomic affinities. Acta Societatis Botanicorum Poloniae. Available at: https://pbsociety.org.pl/journals/index.php/asbp/article/view/asbp.2013.007/0 [Accessed October 23, 2024] 【R3-12185】2024/10/23投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド新産種としてCaloplaca subpallidaを報告した。 本種はポーランド南西部において非石灰岩、特に蛇紋岩に発生していた。 本種と類似種のC. oxfordensisおよびその他の種との相違点を明確にした。 (ポーランド新産種) Caloplaca subpallida H. Magnusson 【よく似た種との区別】 Caloplaca oxfordensis 子器の顕微鏡的形態が非常に類似している 本種と異なり地衣体が顕著はなくほとんど視認できない 本種と異なり地衣体が厚いのではなく極めて薄い Caloplaca arenaria 形態的に類似している(同種とも考えられている) 本種と異なり地衣体が岩石内生のことがある 本種と異なり地衣体がごく薄い 本種と異なり子器が通常散在するか稀に集まりをなす 本種と異なり子器が帯赤褐色 本種と異なり子器の基部が狭窄する Caloplaca atroflava 本種より地衣体が薄い 本種と異なり地衣体が帯黒灰色でしばしば微かに紫色を帯びる 本種より子嚢胞子の幅が広く峡部の幅も広い 本種と異なり子嚢胞子が顕著な広楕円形 Caloplaca tristiuscula 本種より地衣体のサイズが大きく厚い 本種より地衣体が小疣状である 本種と異なり果托の縁が通常肉眼で見えないのではなく明らかに視認される