マングローブおよびサンゴ礁生態系由来の新規酵母、Candida spencermartinsiae、Candida taylorii、およびPseudozyma abaconensis

Statzell-Tallman, A., Scorzetti, G. & Fell, JW. 2010. Candida spencermartinsiae sp. nov., Candida taylorii sp. nov. and Pseudozyma abaconensis sp. nov., novel yeasts from mangrove and coral reef ecosystems. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. …. Available at: http://ijs.sgmjournals.org/content/60/8/1978.short [Accessed November 19, 2014].
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3行まとめ
  1. 米国、バハマ、ベリーズなどのマングローブ林およびサンゴ礁で分離された酵母を検討し、Candida spencermartinsiaeおよびC. tayloriiを新種記載した。
  2. 両種は分子系統解析でDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれた。
  3. また、サンゴ礁の水試料から分離された担子菌酵母をPseudozyma abaconensisとして新種記載した。
掲載種 (3)
NEW(新種)
Candida spencermartinsiae
Statzell-Tallman, Scorzetti & Fell
語源…酵母研究者、Isabel Spencer-Martins博士(故人)に献名
📍Looe Key Reef, FL, USA 24°32'07 N, 81°24'50 W地図で開く ↗
比較 (3)
↗
○海洋環境から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕本種と異なりコハク酸塩を資化可能
✕本種と異なり37℃で生育不能
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(8塩基の差異)
✕ITS領域の塩基配列が異なる(9塩基)
↗
○海洋環境から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕本種と異なりコハク酸塩を資化可能
✕本種と異なりラムノースを資化不能
✕本種と異なり37℃で生育不能
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(9塩基の差異)
✕ITS領域の塩基配列が異なる(18塩基)
↗
○同所的に分布する(米国フロリダ州)
○サンゴ礁から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕本種と異なりラクトース、コハク酸塩を資化可能
✕本種と異なり37℃で生育不能
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Candida taylorii
Statzell-Tallman, Scorzetti & Fell
語源…Phillip R. Taylor博士に献名
📍Looe Key Reef, FL, USA 24°32'07 N, 81°24'50 W地図で開く ↗
比較 (3)
↗
○海洋環境から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○海洋環境から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕本種と異なりコハク酸塩を資化不能
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○同所的に分布する(米国フロリダ州)
○サンゴ礁から分離される
○D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁(同じDebaryomyces/Lodderomycesクレードに含まれる)
✕本種と異なりラクトース、コハク酸塩を資化不能
✕本種と異なり37℃で生育可能
✕D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Pseudozyma abaconensis
Statzell-Tallman, Scorzetti & Fell
語源…アバコ産の
📍Green Turtle Key, Abaco, Bahamas 26°47'32 N, 77°19'58 W地図で開く ↗
比較 (1)
↗
○生理学的に類似している
○ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国に分布する
✕本種と異なりラクトースを資化可能
✕本種と異なり37℃で生育可能
✕ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される(30塩基超の差異)
✕D1/D2領域の塩基配列が異なる(4塩基)
タグ
生態/多様性/保全