2024年10月29日 (仮訳)ポーランド新産種Cercidospora parvaおよびその他の特筆すべきクルコノシェ山脈産の地衣形成菌類と地衣生菌類の記録 Kossowska, M. 2024. Cercidospora parva new for Poland and some other noteworthy records of lichen-forming and lichenicolous fungi from the Karkonosze Mountains. Acta Mycologica. Available at: https://www.journalssystem.com/amy/-Cercidospora-parva-new-for-Poland-and-some-other-noteworthy-records-of-lichen-forming,193967,0,2.html [Accessed October 29, 2024] 【R3-12203】2024/10/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランドのクルコノシェ山脈から初めて報告された地衣類と地衣生菌を報告した。 その中でCercidospora parvaはポーランド新産種となった。 また、Abrothallus aff. caerulescensとPorpidia thomsoniiはズデーテン山地西部新産種となり、Rhizocarpon cinereovirensは100年以上ぶりに再発見された。 (ズデーテン山地西部新産種) Abrothallus aff. caerulescens I. Kotte (ポーランド新産種) Cercidospora parva Hafellner & Ihlen 【よく似た種との区別】 Cercidospora trypotheliza 地衣生菌である 本種と異なりBaeomyces属ではなくArthrorhapis alpinaなどを宿主とする 本種と子嚢盤のサイズが異なる 本種と”peridium”上部の色素が異なる 本種と子嚢のサイズが異なる 本種と子嚢胞子のサイズが異なる (その他掲載種) Porpidia flavocruenta Fryday & Buschbom 【よく似た種との区別】 Porpidia nigrocruenta 果殻にK+深紅色の色素を含む 本種と異なり地衣体が灰色 Porpidia flavicunda 地衣体が橙色 本種と異なり果殻にK+深紅色の色素を欠く 本種と異なり地衣成分として地衣体にスチクチン酸、ノルスチクチン酸を含む (ズデーテン山地西部新産種) Porpidia thomsonii Gowan 【よく似た種との区別】 Porpidia macrocarpa(タカネヘリトリゴケ) 形態的に識別困難なほど類似している 本種と子器のサイズが異なる 本種と子実層の丈が異なる 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と果殻菌糸の幅が異なる Porpidia crustulata 形態的に識別困難なほど類似している 本種と子器のサイズが異なる 本種と子実層の丈が異なる 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と果殻菌糸の幅が異なる (その他掲載種) Rhizocarpon cinereovirens (Müller Arg.) Vainio 【よく似た種との区別】 Rhizocarpon glaucescens 地衣成分としてスチクチン酸、ノルスチクチン酸を含む 本種より子嚢胞子のサイズが僅かに小さい 本種と異なり果殻がK+紫色 Rhizocarpon discoense 地衣成分としてスチクチン酸、ノルスチクチン酸を含む 本種と異なりポーランドなどではなくグリーンランドのみに分布する 本種と異なり果殻が良好に発達する 本種と異なり果殻がK+紫色