2025年5月25日 (仮訳)イネの小穂腐敗病に関連するFusarium属菌の多様性および穂部微生物叢の特性解析 Cao, Q. et al. 2025. Characterization of Fusarium Diversity and Head Microbiota Associated with Rice Spikelet Rot Disease. Plants. Available at: https://www.mdpi.com/2223-7747/14/10/1531 [Accessed May 25, 2025] 【R3-12827】2025/5/25投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国浙江省の3地域でイネの小穂腐敗病 (RSRD) を調査し、分離されたFusarium属51菌株を複数遺伝子系統解析により5種に同定した。 アンプリコンITSシークエンシングにより健全小穂と罹病小穂の菌類群集を比較したところ、後者でより菌類多様性が高かった。 RSRDの重要な発生要因が温度であることを特定し、F. sulawesienseとF. communeの生育適温は30°C、その他の種は25°Cであるとの結果を得た。 (その他掲載種) Fusarium sulawesiense N. Maryani, M. Sandoval-Denis, L. Lombard, G.H.J. Kema & P.W. Crous (その他掲載種) Fusarium luffae M.M. Wang, Q. Chen & L. Cai (その他掲載種) Fusarium asiaticum O’Donnell, T. Aoki, Kistler & Geiser (その他掲載種) Fusarium fujikuroi Nirenberg (その他掲載種) Fusarium commune K. Skovgaard, O’Donnell & Nirenberg