(仮訳)新種Cyptotrama borbonica
Hausknecht, A. & Krisai-Greilhuber, I. 2025. Cyptotrama borbonica HAUSKN. & KRISAI, spec. nova (Physalacriaceae). Österreichische Zeitschrift für Pilzkunde. Available at: https://myk.univie.ac.at/wp-content/uploads/2025/01/OZP32_1_Hausknecht_Cyptotrama.pdf [Accessed September 12, 2025] 【R3-13159】2025/9/12投稿

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3行まとめ

レユニオン島とモーリシャスで採集された菌を検討し、Cyptotrama borbonicaとして新種記載した。
本種は枯死した広葉樹、主にAcacia heterophyllaに生じ、傘が鮮赤色であることなどで特徴づけられた。
本種は当初Pluteus aurantiorugosusに近縁と考えられたが、分子系統解析によりタマバリタケ科のCyptotrama属に含まれることが明らかになった。
France, La Réunion, Saint-Louis, Les Makes, Bois de Bon Accueil

(新種)

Cyptotrama borbonica Hauskn. & Krisai
語源…(イル・ド・)ブルボン(レユニオンの古名)の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Cyptotrama asprata(ダイダイガサ)
子実体が鮮やかな色で非常に目立つ
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりレユニオン、モーリシャスではなく中国、米国などに分布する
本種と異なり傘が鮮橙色
本種と異なり傘表面が直立した鱗片状
本種と異なり柄が明黄色
本種と異なり柄表面が直立した鱗片状
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Cyptotrama fagiphila
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりレユニオン、モーリシャスではなくスペインなどに分布する
本種と異なり傘がクリーム白色~淡灰色
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される