地中海地域産の新種、Dermoloma clavicystis

Voto, P. 2021. Dermoloma clavicystis sp. nov. from the Mediterranean region. Mycological Observations. Available at: https://www.mycolobs-journal.org/Volumi/MycolObs01p11-16.pdf [Accessed April 19, 2026]
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3行まとめ
  1. イタリア、ヴェネト州で採集された菌を検討し、Dermoloma clavicystisとして新種記載した。
  2. 本種は属内で極めて稀な縁シスチジアを有することなどで特徴づけられた。
  3. 本種の形態は以前にサルデーニャ島から暫定名で記録されたD. cheilocystidiatumと強く一致し、同種の可能性があった。
掲載種 (1)
NEW(新種)
Dermoloma clavicystis
Voto
語源…棍棒形の袋の(縁シスチジアの形状から)
📍Italy, Veneto, Venezia, S. Anna di Chioggia, Bosco Nordio 45.12501, 12.25852地図で開く ↗
比較 (4)
↗
○担子器の形状があまり細長くない
○菌糸にクランプを有する
○傘表皮が側壁に褐色色素を有する多層の子実層状被
✕本種と異なりイタリアではなく米国などに分布する
✕本種と異なり襞がやや垂生する
✕本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く
✕本種と異なり傘表皮が密な多層状ではなく緩く不規則である
↗
○縁シスチジアを有する
✕本種と異なりイタリアではなくインドなどに分布する
✕本種と異なり森林ではなく放牧された疎らな草地などに生息する
✕本種より子実体のサイズが大きい
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種より縁シスチジアの幅が狭い
✕本種と異なり縁シスチジアの形状が非常に細長い類円筒形〜棍棒状または瓶形で、しばしば分岐するか大きな丸い突起を有する
↗
○イタリアに分布する
○砂質基質上に生じる
○縁シスチジアの形状がほぼ同一
✕本種と異なりJuniperus phoenicea近傍の海岸後背砂丘のコケの間などに生じる
✕本種より傘の最大サイズが大きい
✕本種と異なり襞が類白色
✕本種と異なり柄が白色
✕本種より担子器が短い
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
↗
○イタリアに分布する
○生息環境が類似している
○子実体のサイズが小さい
○ITS領域の塩基配列が類似している
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり縁シスチジアを有するのではなく欠く
✕ITS領域の塩基配列が異なる
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