2025年3月28日 (仮訳)中国北東部において分離された担子菌酵母の新種、Dioszegia changbaiensis Wang, Q-M. et al. 2003. Dioszegia changbaiensis sp. nov., a basidiomycetous yeast species isolated from northeast China. Journal of General and Applied Microbiology. Available at: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgam/49/5/49_5_295/_article [Accessed March 27, 2025] 【R3-12653】2025/3/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国長白山で分離された担子菌酵母の一種を検討し、Dioszegia changbaiensisとして新種記載した。 本種はBrachybotrys paridiformisの葉から分離され、射出分生子を形成せず、最大生長温度が27-28°C、主要ユビキノンがQ-10であることなどで特徴づけられた。 本種は近縁種とは炭素源の資化能等が異なり、分子系統解析で異なる系統を形成した。 中国長白山 (新種) Dioszegia changbaiensis F.Y. Bai & Q.M. Wang 語源…長白産の 【よく似た種との区別】 Cryptococcus zsoltii 中国に分布する 生理学的形質が非常に類似している D1/D2およびmtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりクエン酸を資化可能なことがある 本種と異なりD-グルシトールを資化不能 D1/D2およびmtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cryptococcus zsoltii var. yunnanensis 中国に分布する 生理学的形質が非常に類似している D1/D2およびmtSSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりクエン酸を資化可能 本種と異なりD-マンニトール、D-グルシトールを資化不能 D1/D2およびmtSSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cryptococcus statzelliae 生理学的形質が非常に類似している D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりリビトール、乳酸を資化可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される