2025年1月19日 (仮訳)イタリア北部において最近採集されたDisciseda bovista、およびD. candidaのシノニムであるLycoperdon defossum Vizzini, A. & Panno, L. 2010. Disciseda bovista, recently collected from northern Italy, and Lycoperdon defossum, a synonym of D. candida. Mycotaxon. Available at: https://iris.unito.it/bitstream/2318/76443/1/Disciseda%20bovista.pdf [Accessed January 19, 2025] 【R3-12449】2025/1/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、ピエモンテ州でDisciseda bovistaを採集し、これはイタリアからの2番目の記録となった。 本種はサルデーニャ島から一度報告されていたが、記載や図、標本番号などの記載がない単なるチェックリストへの掲載であった。 また、Lycoperdon defossumについてタイプ標本を検討したところ、D. bovistaではなくD. candidaと同種であることが明らかになったとともに、同種のイタリア初の記録となった。 (ピエモンテ州新産種) Disciseda bovista (Klotzsch) P. Henn. ドングリタケ 【よく似た種との区別】 Disciseda candida(ウスイロドングリタケ) 肉眼的形態が類似している(容易に混同されうる) 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子の装飾が微細である Disciseda cervina 本種と異なり内皮がしばしば紫色を帯びる 本種とより担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が平滑~粗面 Disciseda nigra 本種と異なり内皮が成熟時黒色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子表面の疣の丈が高い (イタリア新産種) Disciseda candida (Schweinitz) Lloyd ウスイロドングリタケ 【よく似た種との区別】 Disciseda bovista(ドングリタケ) 肉眼的形態が類似している(容易に混同されうる) 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子の装飾が微細でない