2025年1月31日 (仮訳)腐朽木生シダ上の盤菌類 (2):日本新産種Lachnum variansおよびLachnum sclerotii Nagao, H. 1996. Discomycetes on decayed tree fern. (2) Lachnum varians (Rehm) Spooner and Lachnum sclerotii (A. L. Smith) Haines et Dumont new to Japan. Bulletin of the National Museum of Nature and Science, Series B Botany. Available at: https://www.kahaku.go.jp/research/publication/botany/download/22-3/BNSM_B220304.pdf [Accessed January 31, 2025] 【R3-12485】2025/1/31投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Lachnum variansおよびL. sclerotiiを日本新産種として報告した。 前者は屋久島(この種の北限)および西表島、後者は奄美大島においていずれも腐朽したヘゴ属のシダに発生していた。 ヘゴ属のシダはL. sclerotiiの新宿主として記録された。 (日本新産種) Lachnum varians (Rehm) M.P. Sharma 【よく似た種との区別】 Lachnum pteridophyllum 本種と異なり子嚢盤が凹形ではなく”shaded”で縁部が内側に巻く 本種より子嚢が長い 本種より子嚢胞子が長い 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と異なり子嚢胞子の両端が尖るか丸く尖るのではなく尖る 本種より毛の幅が狭い 本種と異なり樹脂状粒子が子嚢盤周囲に密に装飾をなすのではなく子嚢盤周囲において非常に疎らな装飾をなす 本種と異なり樹脂状粒子が琥珀色ではなく帯黄色 (日本新産種) Lachnum sclerotii (A.L. Smith) J.H. Haines & Dumont