(仮訳)アフリカにおける栽培「マジックマッシュルーム」Psilocybe cubensisの最近縁野生種の発見
Bradshaw, AJ. et al. 2026. Discovery of the closest free-living relative of the domesticated ‘magic mushroom’ Psilocybe cubensis in Africa. Proceedings of the Royal Society B: Biological Sciences. Available at: https://royalsocietypublishing.org/rspb/article/293/2066/20252270/480730 [Accessed April 15, 2026] 【R3-13804】2026/4/15投稿

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3行まとめ

ジンバブエなどサブサハラアフリカで採集された複数標本について形態学的検討および分子系統解析を実施し、Psilocybe cubensisに最も近縁な野生種としてP. ochraceocentrataを新種記載した。
分子時計解析により、両種の共通祖先は約156万年前(更新世)に分岐したと推定され、スペインによる牛の持ち込み(約1500年前)より遥かに前であることが示唆された。
生態的ニッチモデリングにより、両種の共通祖先は過去300万年にわたりアフリカ、アジア、南北アメリカにまたがる広域に生息可能な気候帯を有していたことが示唆された。
Zimbabwe, Matabeleland South Province, Matobo Hills, Kezi Road, The Farmhouse

(新種)

Psilocybe ochraceocentrata C. Sharp, A. Bradshaw, B. Dentinger & B. van der Merwe
語源…黄褐色の中央部の(傘の色から)
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Psilocybe cubensis(シビレタケモドキ)
大型草食動物の糞に関連して発生する
形態的に類似している(従来この種に同定されていた)
EF1a+RPB1+RPB2、ITS、EF1aRPB1RPB2に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりアフリカ固有ではなく南北アメリカ、アジア、オーストラリアの亜熱帯・熱帯域に広く分布する
本種と異なり在来草食動物の糞ではなく家畜牛の糞に特化して発生する
本種と異なり縁シスチジアが頭状ではなく微かに瓶形で短い頸部を持つ
EF1a+RPB2、ITS、EF1aRPB1RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される