2024年12月13日 (仮訳)ブラジル産のハヤトウリに炭疽病を引き起こすColletotrichum属菌の多様性、およびC. magnum複合種の2新種 Vieira, WAdS. et al. 2024. Diversity of Colletotrichum Species Causing Anthracnose in Chayote in Brazil, with a Description of Two New Species in the C. magnum Complex. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/10/12/847 [Accessed December 13, 2024] 【R3-12339】2024/12/13投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ブラジルにおいて炭疽病のハヤトウリから分離されたColletotrichum属菌を検討し、6種を同定した。 そのうち2種をC. cucurbitacearumおよびC. sicyiとして新種記載した。 C. karsti、C. chrysophilum、およびC. plurivorumについてはハヤトウリからの初報告となった。 Brazil, Santa Catarina, Biguaçú (新種) Colletotrichum cucurbitacearum A. Reis, W.A.S. Vieira & C.A. Costa 語源…ウリ科の 【よく似た種との区別】 Colletotrichum sicyi ブラジルに分布する 同じハヤトウリを宿主とする 宿主に炭疽病を引き起こす ITS+ACT+GAPDH+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄のサイズが小さい 本種より分生子のサイズが大きい 本種より付着器のサイズが大きい 本種と異なり剛毛を欠くのではなく有する 本種よりコロニーの生長が遅い ITS+ACT+GAPDH+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Brazil, Minas Gerais, Ibirité (新種) Colletotrichum sicyi A. Reis, W.A.S. Vieira & M.P.S. Câmara 語源…Sicyos属の 【よく似た種との区別】 Colletotrichum cucurbitacearum ブラジルに分布する 同じハヤトウリを宿主とする 宿主に炭疽病を引き起こす ITS+ACT+GAPDH+TUB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より分生子柄のサイズが大きい 本種より分生子のサイズが小さい 本種より付着器のサイズが小さい 本種と異なり剛毛を有するのではなく欠く 本種よりコロニーの生長が速い ITS+ACT+GAPDH+TUB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Colletotrichum chrysophilum W.A.S. Vieira, W.G. Lima, M.P.S. Câmara & V.P. Doyle (その他掲載種) Colletotrichum karsti You L. Yang, Zuo Y. Liu, K.D. Hyde & L. Cai (その他掲載種) Colletotrichum plurivorum Damm, Alizadeh & Toy. Sato (その他掲載種) Colletotrichum menezesiae A. Reis, W.A.S. Vieira & M.P.S. Câmara