2024年11月29日 （仮訳）タイにおいて端脚類の腸から分離された黒色酵母の新種、Exophiala amphawaensis Haranto, T. et al. 2024. Exophiala amphawaensis sp. nov., a novel black yeast isolated from the gut of amphipods in Thailand. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijsem.0.006363 [Accessed November 29, 2024] 【R3-12297】2024/11/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ タイ、サムットソンクラーム県の河口において端脚類の腸内から分離された黒色酵母の一種を検討し、Exophiala amphawaensisとして新種記載した。 本種は動物の消化管から分離された初のExophiala属菌となった。 本種は近縁種と異なり、菌糸も偽菌糸も形成しないことなどで特徴づけられた。 Amphawa estuary, Samut Songkhram province, Thailand （新種） Exophiala amphawaensis Haranto, Khunnamwong, Wongkamhaeng & Lueangjaroenkit 語源…アムパワー産の 【よく似た種との区別】 Exophiala alcalophiala ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり端脚類の腸内ではなく洗剤ディスペンサーなどから分離される 本種と異なり菌糸を形成する 本種と異なり偽菌糸を形成する ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Exophiala halophiala ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり端脚類の腸内ではなく水などから分離される 本種と異なり菌糸を形成する 本種と異なり偽菌糸を形成する ITS+D1/D2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される