(仮訳)ブラジルの観賞用サトイモ科植物の炭疽病に関連するColletotrichum属4新種および宿主範囲に関する知見
Pereira, CM. & Barreto, RW. 2026. Four Novel Colletotrichum Species Associated With Anthracnose of Ornamental Araceae in Brazil With Insights Into Their Host Range. Plant Pathology. Available at: https://bsppjournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ppa.70178 [Accessed May 25, 2026] 【R3-13926】2026/5/25投稿

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3行まとめ

ブラジルの観賞用サトイモ科植物5種に炭疽病および葉斑症状を引き起こした菌を検討し、9菌株を分離した。
Colletotrichum anthuriicolaなど4種のC. boninense複合種に属する菌を新種記載した。
接種試験の結果、各種は供試サトイモ科植物の少なくとも3種に病原性を示した。
Brazil, Minas Gerais, Viçosa

(新種)

Colletotrichum anthuriicola C. M. Pereira & R. W. Barreto
語源…Anthurium属に生息する
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum torulosum
本種と異なりブラジルではなくニュージーランドにのみ分布する
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりサトイモ科植物ではなくSolanum melongenaPassiflora edulisKunzea ericoidesなどを宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種より分生子形成細胞が僅かに短い
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum anthurii
同じAnthurium属植物を宿主とする
本種と異なりブラジルではなくフランスなどに分布する
本種より分生子が長い
本種より分生子の幅が狭い
Brazil, Minas Gerais, Viçosa

(新種)

Colletotrichum araceiphilum C. M. Pereira & R. W. Barreto
語源…サトイモ科を好む
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum pseudoboninense
同じサトイモ科植物を宿主とする
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりブラジルではなく中国、日本などに分布する
本種と異なり有性世代が知られている
本種より分生子柄が短い
本種より分生子が短い
本種より付着器のサイズが小さい
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum orchidearum
同じサトイモ科植物を宿主とする
本種と異なりブラジルではなく中国などに分布する
本種より分生子柄が長い
本種より分生子形成細胞が短い
本種より付着器が短い
Brazil, Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, Gávea

(新種)

Colletotrichum imbeicola C. M. Pereira & R. W. Barreto
語源…Philodendron imbeに生息する
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum karsti
同じサトイモ科植物を宿主とする
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりブラジルではなく中国、タイなどに分布する
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子柄が無色~淡褐色ではなく無色
本種より分生子形成細胞が短い
本種と異なり分生子が腎臓形や円筒形~棍棒形ではなく常に直線状である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum wuxuhaiense
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が長い
本種より分生子形成細胞が短い
本種と異なり分生子が腎臓形や円筒形~棍棒形ではなく卵形である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum spicati
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりMyriophyllum spicatumPotamogeton wrightiiなどを宿主とする
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子が楕円形〜類球形で時に円筒形
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum celtidis
植物病原菌である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりエノキ属、ツツジ属、モクレン属、サクラ属植物などを宿主とする
本種と異なり腐生菌としても知られている
本種より分生子形成細胞が短い
本種と異なり分生子が腎臓形や円筒形~棍棒形ではなく楕円形〜卵形、稀に棍棒形〜円筒形
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum actinidicola
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子形成細胞が長い
本種と異なり分生子が腎臓形や円筒形~棍棒形ではなく楕円形〜円筒形である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum philodendrifolium
ブラジルに分布する
同じサトイモ科植物を宿主とする
分生子が円筒形〜棍棒形である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が長い
本種と異なり分生子柄が無色~淡褐色ではなく無色
本種より分生子形成細胞が短い
本種と異なり分生子が腎臓形や円筒形~棍棒形ではなく洋梨形〜棍棒形
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Brazil, Minas Gerais, Viçosa

(新種)

Colletotrichum philodendrifolium C. M. Pereira & R. W. Barreto
語源…Philodendron属の葉の
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【よく似た種との区別】
Colletotrichum actinidicola
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりブラジルではなく中国のみに分布するとみられる
本種と異なりActinidia chinensisなどを宿主とする
本種と異なり有性世代が報告されていない
本種より分生子形成細胞が長い
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum celtidis
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりブラジルではなく中国のみに分布するとみられる
本種と異なりCeltis formosanaRhododendron simsiiMagnolia denudataPrunus salicinaなどを宿主とする
本種より子嚢のサイズが大きい
本種より子嚢胞子のサイズが大きい
本種より分生子形成細胞が短い
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum spicati
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりブラジルではなく中国のみに分布するとみられる
本種と異なりMyriophyllum spicatumPotamogeton wrightiiなどを宿主とする
本種と異なりエンドファイトとして分離されている
本種と異なり有性世代が報告されていない
本種より分生子柄が長い
本種より分生子形成細胞が短い
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Colletotrichum imbeicola
ブラジルに分布する
同じサトイモ科植物を宿主とする
分生子が円筒形〜棍棒形である
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で近縁
本種より分生子柄が短い
本種と異なり分生子柄が無色ではなく無色~淡褐色
本種より分生子形成細胞が長い
本種と異なり分生子が洋梨形〜棍棒形ではなく円筒形~棍棒形、腎臓形
ITS+gapdh+chs-1+act+tub2+his3+calに基づく分子系統解析で明瞭に区別される