2023年11月22日 (仮訳)タマチョレイタケ目褐色腐朽菌の世界的多様性、分子系統、および分岐時期 Liu, S. et al. 2023. Global diversity, molecular phylogeny and divergence times of the brown‑rot fungi within the Polyporales. Mycosphere. Available at: https://mycosphere.org/pdf/MYCOSPHERE_14_1_18.pdf [Accessed November 22, 2023] 【R3-11177】2023/11/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ タマチョレイタケ目褐色腐朽菌の分子系統解析および分岐年代推定を実施し、本菌群の白色腐朽菌との分化が白亜紀初期に起こったことを示した。 野外調査および文献・データベース調査の結果から本目に14科69種383種の褐色腐朽菌を認めた。 新属新種Eucalyptoporia tasmanicaおよびResupinopostia sublateritiaを含む9新種を記載し、5新組み合わせを提唱した。 Australia, Queensland, Cairns, Crater Lakes National Park (新種) Daedalea submodesta B.K. Cui & Shun Liu 語源…Daedalea modesta類似の 【よく似た種との区別】 Daedalea modesta(ミナミニクアミタケ) 子実体が一年生 傘が扁平~半円形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなく中国などに分布する 本種より子実体のサイズが小さい 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なり担子胞子が円筒形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea vinacea 子実体が一年生 傘が扁平~半円形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなくマレーシア、シンガポールに分布する 本種と異なり傘が帯桃黄褐色~帯褐ワイン色ではなく新鮮時桃色~ワイン色、乾燥すると黄褐色、帯褐ワイン色~クレイピンク 本種と異なり孔口面が微かに黄色~淡桃色でない 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種と異なり担子胞子が楕円形ではなく楕円形~円筒形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea allantoidea 子実体が一年生 子実体が重生する 傘の色が類似している 担子胞子のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなく中国などに分布する 本種と異なり孔口面が淡いクレイ黄褐色~黄褐色 本種より孔口のサイズが大きい 本種と異なり孔口が円形~角形または細長い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea americana 担子胞子のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなく米国などに分布する 本種より孔口のサイズが大きい 本種よりシスチジアのサイズが小さい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea stereoides ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりオーストラリアではなくエチオピアなどに分布する 本種と異なり傘が白色~黄褐色で桃色を帯びる 本種より孔口のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Malaysia, Kuala Lumpur, Forest Eco-Park (新種) Daedalea vinacea B.K. Cui & Shun Liu 語源…ワイン色の(傘の色から) 【よく似た種との区別】 Daedalea modesta(ミナミニクアミタケ) アジアに分布する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりマレーシア、シンガポールではなく中国などに分布する 本種と異なり傘が帯褐色 本種と異なり孔口面がクリーム色~クレイピンク 本種より担子胞子が長い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea submodesta 子実体が一年生 傘が扁平~半円形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりマレーシア、シンガポールではなくオーストラリアに分布する 本種と異なり傘が新鮮時桃色~ワイン色、乾燥すると黄褐色、帯褐ワイン色~クレイピンクではなく帯桃黄褐色~帯褐ワイン色 本種と異なり孔口面が微かに黄色~淡桃色である 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が楕円形~円筒形ではなく楕円形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea fulvirubida 同所的に分布する(マレーシア) 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい Daedalea pseudodochmia 同所的に分布する(マレーシア) ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国における分布が知られている 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Daedalea stevensonii 同所的に分布する(マレーシア) ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Australia, Tasmania, Mount Field National Park (新種) Eucalyptoporia tasmanica B.K. Cui & Shun Liu 語源…(属名)ユーカリの多孔菌/(種小名)タスマニアの 中国雲南省怒江リス族自治州蘭坪ペー族プミ族自治県通甸鎮羅古箐 (新種) Fuscopostia avellanea B.K. Cui & Shun Liu 【よく似た種との区別】 Fuscopostia fragilis(シミタケ) ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくベラルーシなどに分布する 本種と異なり傘が新鮮時白色~黄褐色で傷ついたり乾燥したりすると黄褐色、さび褐色~暗褐色 本種より孔口のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が豆形~広ソーセージ形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia subfragilis 中国に分布する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり孔口面が新鮮時黄褐色~肉色でのちに乾燥時帯オリーブ黄褐色~蜜色 本種より担子胞子の幅が広い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia tomentosa 中国に分布する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が傷ついたり乾燥したりするとクレイ黄褐色~黄褐色~煙草色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種よりシスチジオールが長い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国雲南省麗江市玉龍雪山 (新種) Fuscopostia persicina B.K. Cui & Shun Liu 語源…桃の(傘の新鮮時の色から) 【よく似た種との区別】 Fuscopostia duplicata 中国に分布する 傘が扇形 担子胞子のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が新鮮時白色~クリーム色で傷ついたり乾燥したりすると肉桂色~帯赤褐色 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子器のサイズが大きい 本種よりグレオシスチジアのサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia leucomallella 中国に分布する 中国に分布する 傘が扇形 担子胞子のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子が長い 本種よりシスチジアのサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia subfragilis 中国に分布する 傘が扇形 担子胞子のサイズが類似している 本種と異なり傘が蜜色~黄褐色 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり孔口面が乾燥時蜜色~帯オリーブ黄褐色 本種より孔口のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国四川省カンゼ・チベット族自治州九竜県伍須海 (新種) Fuscopostia tomentosa B.K. Cui & Shun Liu 語源…綿毛状の(傘表面の性状から) 【よく似た種との区別】 Fuscopostia avellanea 中国に分布する 孔口面が新鮮時白色~クリーム色、傷ついたり乾燥したりすると帯桃黄褐色~さび褐色 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が新鮮時クリーム色~鮭肉色でクレイピンクを帯び、傷ついたり乾燥したりすると黄褐色~クレイ黄褐色になる 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子のサイズが小さい 本種よりシスチジオールのサイズが小さい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia fragilis(シミタケ) 孔口面が新鮮時白色~クリーム色、傷ついたり乾燥したりすると帯桃黄褐色~さび褐色 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくベラルーシなどに分布する 本種と異なり傘が新鮮時白色~黄褐色 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia duplicata 中国に分布する 孔口面が新鮮時白色~クリーム色 孔口のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が新鮮時白色~クリーム色 本種と異なりグレオシスチジアを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Fuscopostia leucomallella 中国に分布する 孔口面が新鮮時白色~クリーム色 孔口のサイズが類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より担子胞子の幅が狭い 本種と異なりグレオシスチジアを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国雲南省普洱市普洱国家公園犀牛坪景区 (新種) Niveoporofomes orientalis B.K. Cui & Shun Liu 語源…東洋の 【よく似た種との区別】 Niveoporofomes globosporus 子実体が傘状 子実体がコルク質~硬質 担子胞子が球形~卵状 担子胞子が薄壁 菌糸構成が2菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくベリーズ、メキシコなどに分布する 本種より孔口のサイズが大きい 本種と異なり担子胞子が球形 ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Niveoporofomes oboensis 子実体が傘状 子実体がコルク質~硬質 担子胞子が球形~卵状 担子胞子が薄壁 菌糸構成が2菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなくサントメ・プリンシペなどに分布する 本種より孔口のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Niveoporofomes spraguei(カタオシロイタケ) 中国に分布する 子実体が傘状 子実体がコルク質~硬質 担子胞子が球形~卵状 担子胞子が薄壁 菌糸構成が2菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり米国、カナダにおける分布が知られている 本種より担子器のサイズが大きい 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Niveoporofomes widdringtoniae 子実体が傘状 子実体がコルク質~硬質 担子胞子が球形~卵状 担子胞子が薄壁 菌糸構成が2菌糸型 生殖菌糸にクランプを有する 本種と異なり中国ではなく熱帯アフリカなどに分布する 本種と異なりWiddringtonia nodifloraなどに生じる 本種と異なり担子胞子が球形 中国雲南省楚雄市牟定県化佛山国家級自然保護区 (新種) Resupinopostia sublateritia B.K. Cui & Shun Liu 語源…背着生のPostia属 【よく似た種との区別】 Resupinopostia lateritia 中国に分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体が背着生~半背着生 グレオシスチジアを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より孔口のサイズが大きい 本種より担子胞子の幅が狭い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国雲南省大理市剣川県石宝山 (新種) Rhodoantrodia subtropica B.K. Cui & Shun Liu 語源…Rhodoantrodia tropica類似の 【よく似た種との区別】 Rhodoantrodia tropica 中国に分布する 子実体の色が新鮮時類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり孔口面が帯灰色~帯桃黄褐色 本種と異なり子実層托実質で生殖菌糸が優占する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Rhodoantrodia yunnanensis 中国に分布する 子実体の色が新鮮時類似している ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり孔口面が乾燥時帯灰青色~暗い帯灰青色 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種と異なりシスチジオールを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Cystidiopostia simanii (Pilát) B.K. Cui, Shun Liu & L.L. Shen 旧名:Postia simanii (Pilát ex Pilát) Jülich (基礎異名はLeptoporus simanii Pilát ex Pilát) (新組み合わせ) Osteina subundosa (Peck) B.K. Cui, Shun Liu & L.L. Shen 旧名:Postia subundosa Y.L. Wei & Y.C. Dai (新組み合わせ) Resupinopostia lateritia (Renvall) B.K. Cui & Shun Liu 旧名:Oligoporus lateritius (Renvall) Ryvarden & Gilb. (基礎異名はPostia lateritia Renvall) 【よく似た種との区別】 Resupinopostia sublateritia 中国に分布する 形態的に類似している(混同のおそれがある) 子実体が背着生~半背着生 グレオシスチジアを有する ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で近縁 本種より孔口のサイズが小さい 本種より担子胞子の幅が広い ITS+nrLSU+mtSSU+nrSSU+RPB1+RPB2+TEF1に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (新組み合わせ) Spongiporus japonica (Y.C. Dai & T. Hatt.) B.K. Cui, Shun Liu & L.L. Shen 旧名:Postia japonica Y.C. Dai & T. Hatt. (新組み合わせ) Spongiporus persicinus (Niemelä & Y.C. Dai) B.K. Cui, Shun Liu & L.L. Shen 旧名:Postia persicina Niemelä & Y.C. Dai