2024年4月9日 (仮訳)ロシア、シベリア南西部産の新種、Hohenbuehelia filicina Kalinina, LB. et al. 2023. Hohenbuehelia filicina sp. nov. (Agaricales, Basidiomycota), from Southwestern Siberia, Russia. Phytotaxa. Available at: https://www.mapress.com/pt/ [Accessed April 9, 2024] 【R3-11593】2024/4/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、ノヴォシビルスク州の落葉樹林において生きたクサソテツのみに発生した菌を検討し、Hohenbuehelia filicinaとして新種記載した。 本種は子実体が白色で傘が耳形、柄が偏心性または側生で比較的長いことなどで特徴づけられた。 本種は現地では珍しくない可能性があり、広く分布しているが、小型の子実体や特異な生態などから見過ごされていると考えられた。 Russia, Southwestern Siberia, Novosibirsk Oblast, vicinity of Akademgorodok (新種) Hohenbuehelia filicina Bulyonk., D. Ageev et L.B. Kalinina 語源…シダの 【よく似た種との区別】 Hohenbuehelia auriscalpium ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりロシアではなくイギリス、イタリア、チェコなどに分布する 本種と異なりクサソテツではなくブナ属およびモミ属植物などに生じる 本種と異なり生きた地下茎ではなく材などに生じる 本種より傘のサイズが大きい 本種と異なり傘が白色ではなく類白色、クリーム色、淡褐色 本種と異なり傘が円形または耳形ではなく箆形、扇形 本種と異なり柄が不明瞭である 本種と異なり柄が強く偏心するか側生するのではなく側生する 本種より柄の最大長が短い 本種と異なり柄が円筒形ではなく屈曲する ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される