2026年5月29日 (仮訳)南アフリカにおけるヒトブラストマイセス症の起因菌:Blastomyces percursusおよび新種Blastomyces emzantsi(1967〜2014年) Maphanga, TG. et al. 2020. Human blastomycosis in South Africa caused by Blastomyces percursus and Blastomyces emzantsi sp. nov., 1967 to 2014. Journal of Clinical Microbiology. Available at: https://journals.asm.org/doi/10.1128/jcm.01661-19 [Accessed May 29, 2026] 【R3-13936】2026/5/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 南アフリカで1967〜2014年にかけてBlastomyces dermatitidisと同定されていた臨床菌株20点を再評価した。 そのうち12菌株がB. percursus、8菌株が新種B. emzantsiであり、両種はボリコナゾール、ポサコナゾール、イトラコナゾール、アムホテリシンBなどに高い感受性を示した。 新種は螺旋状菌糸と棍棒状扁平細胞を形成し、37°Cで不完全な酵母相転換を示した。 South Africa (新種) Blastomyces emzantsi Maphanga, Govender, Birkhead & Frean 語源…コサ語で「南」から、南アフリカ産であることを示す 【よく似た種との区別】 Blastomyces percursus 同所的に分布する(南アフリカ) ヒトに病原性を示す 腐生相の形態が全体的に類似している 37°Cでの酵母相転換が不完全である 40°Cで生育不能 ITS+nrLSU+PRP8+β-チューブリン+アクチンおよび全ゲノムSNP解析に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイスラエルにおける分布が知られている 本種と異なり螺旋状菌糸を25°Cで分生子形成中に偶発的に形成するという特徴を欠く 本種と異なり棍棒状扁平細胞を25°Cで分生子形成中に形成するという特徴を欠く 本種と異なり37°Cでの不完全酵母相の形態が異なる 本種と異なりウレアーゼ試験陰性である 本種と異なりMAT1-1とMAT1-2の両交配型を保有する ITS+nrLSU+PRP8+β-チューブリン+アクチンおよび全ゲノムSNP解析に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Blastomyces parvus 酵母細胞の形態が類似している(この種に誤同定された例がある) 菌糸相で”helical hyphal gyres”を形成する ITS+nrLSU+PRP8+β-チューブリン+アクチンおよび全ゲノムSNP解析に基づく分子系統解析で近縁 本種と形態的に異なる ITS+nrLSU+PRP8+β-チューブリン+アクチンおよび全ゲノムSNP解析に基づく分子系統解析で明瞭に区別される