2026年8月8日 (仮訳)統合分類学によって明らかになった中国南西部産のCortinarius属Telamonia節の2新種 Li, T-S. et al. 2026. Integrative taxonomy reveals two new species of Cortinarius section Telamonia (Cortinariaceae, Agaricales) from southwestern China. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/186765/ [Accessed August 8, 2026] 【R3-14151】2026/8/8投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国のチベット自治区と雲南省で採集された2種の菌を検討し、Cortinarius linzhiensisおよびC. pallidomarginatusとして新種記載した。 前者はC. linzhiensisはコナラ属とトウヒ属の混交林に生息し、傘表面が皺状で弱い吸水性を有し、縁部にクモの巣状の被膜の名残を伴い、柄頂部が淡紫色を帯びることがある点で特徴づけられる。 後者はシイ属・マテバシイ属・アカガシ節優占の亜熱帯広葉樹林に生息し、傘が赤褐色で縁部が白色であることなどで特徴づけられた。 中国チベット自治区ニンティ市巴宜区魯朗鎮貢措湖風景区 (新種) Cortinarius linzhiensis T.S. Li, F. Wu & Q. Zhao 語源…ニンティ産の 【よく似た種との区別】 Cortinarius lijiangensis 中国に分布する 針葉樹林に生息する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり傘が褐色、帯赤褐色~暗褐色ではなく栗色で縁が帯灰黄色 本種と異なり柄が汚白色ではなく栗色 本種と異なりクモの巣膜が早落性である 本種より”epicutis”が顕著に厚い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される 中国雲南省騰衝市猴橋鎮 (新種) Cortinarius pallidomarginatus T.S. Li, F. Wu & Q. Zhao 語源…淡色の縁の(傘の色から) 【よく似た種との区別】 Cortinarius subionophyllus 森林に生息する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく北欧、北米などに分布する 本種と異なり亜熱帯林ではなく亜寒帯林などに生息する 本種と異なり傘が帯赤褐色で縁部が顕著な白色なのではなく帯灰色~紫褐色~黄褐色で縁部が白色でない 本種と襞の色が異なる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Cortinarius ultionophyllus 森林に生息する ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり中国ではなく北欧、北米などに分布する 本種と異なり亜熱帯林ではなく亜寒帯林などに生息する 本種と異なり傘が帯赤褐色で縁部が顕著な白色なのではなく帯灰色~紫褐色~黄褐色で縁部が白色でない 本種と襞の色が異なる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される