2025年2月5日 (仮訳)特にアジアで広く栽培されているPleurotus sajor-cajuは実際に独立種なのか? Zmitrovich, IV. & Wasser, SP. 2016. Is widely cultivated Pleurotus sajor-caju, especially in Asia, indeed an independent species? International Journal of Medicinal Mushrooms. Available at: https://www.dl.begellhouse.com/journals/708ae68d64b17c52,65a55c177b27d486,7b80bedf3fd78978.html [Accessed February 5, 2025] 【R3-12499】2025/2/5投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 菌類バイオテクノロジー分野でPleurotus sajor-cajuとよばれている食用きのこのフェニックステール・マッシュルームについて検討した。 本種が実際にはP. pulmonariusの熱帯型エコタイプであることを示し、新変種P. pulmonarius var. stechangiiとして記載した。 また、本変種のアナモルフであるAntromycopsis sajor-cajuに対して新学名A. stechangiiを提唱した。 Himalayas (新変種) Pleurotus pulmonarius var. stechangii Wasser & Zmitrovich 語源…菌類学者の張樹庭教授に献名 【よく似た種との区別】 Pleurotus pulmonarius(ウスヒラタケ) 本変種と異なり子実体が大きな集まりをなすという特徴を欠く 本変種と異なり傘が象牙白色~帯灰色または淡コーヒー色という特徴を欠く 本変種と異なり傘が扇形で中央部が窪み、縁部が顕著に波打つという特徴を欠く 本変種と異なり柄が屈曲するという特徴を欠く (新学名) Antromycopsis stechangii Zmitrovich & Wasser 旧名:Antromycopsis sajor-caju L.N. Nair & V.P. Kaul