2025年2月2日 (仮訳)地衣学ノート (4):Acarospora gallicaの再検討 Knudsen, K. & Kocourková, J. 2012. Lichenological notes 4: a revision of Acarospora gallica (Acarosporaceae). Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000119/00000001/art00042 [Accessed February 2, 2025] 【R3-12491】2025/2/2投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Acarospora gallicaについて再検討を行い、本種のネオタイプ標本を指定した。 A. hungaricaを本種のシノニムとした。 本種の地衣体に小区画状~鱗片状まで変異があることを示したほか、粉子器を初めて報告した。 France, Provence-Alpes-Côte d’Azur, Var, La Courtines près Ollivules (その他掲載種) Acarospora gallica H. Magnusson ※本種のネオタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Acarospora fuscata(ホウネンゴケ) 分布域が重なる 形態的に類似している(特に本種の発達不十分な標本が混同される) 地衣体の色が類似している 地衣体下面が暗色のことがある 地衣成分としてジロホール酸、レカノール酸を含む 本種より一般的に見られる 本種と異なり地衣体が広く基質に付着する 本種と異なり地衣体が通常連続した痂状で葉縁が小裂片状でない 本種と異なり地衣体下面が黒色 本種と異なり子器が小さな小区画あたり1つ生じるという特徴を欠く 本種と異なり基部菌糸体が良好に発達するという特徴を欠く 本種と異なり柄が良好に発達するという特徴を欠く Acarospora janae 本種と異なり北米における分布が知られている 本種と異なり地衣体が決して鱗片状にならず、小型の小区画または疣状である