2025年2月26日 (仮訳)針葉樹の樹脂から得られたLophium arboricola Czachura, P. & Janik, P. 2024. Lophium arboricola (Mytilinidiales, Ascomycota) from conifer resins. Plant and Fungal Systematics. Available at: https://pfsyst.botany.pl/-Lophium-arboricola-Mytilinidiales-Ascomycota-from-conifer-resins,176488,0,2.html [Accessed February 26, 2025] 【R3-12562】2025/2/26投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ポーランド、シロンスク県においてトウヒ属およびモミ属の樹脂から分離された菌を検討し、Lophium arboricolaと同定した。 本種は樹脂から分離された例はなく、属レベルでも初の事例となった。 本種との同定は分子データでも確かめられ、ポーランド新産種としても報告された。 (ポーランド新産種) Lophium arboricola (Buczacki) Madrid & Gené 【よく似た種との区別】 Lophium zalerioides ヨーロッパに分布する 分生子が集まった細胞からなる ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり樹脂が基質として知られていない 本種と異なり分生子形成細胞のサイズが小さい 本種より分生子のサイズが大きい 本種より分生子を構成する細胞数が多い ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される