(仮訳)ブラジル、ペルナンブーコ州の高地に産したMacrolepiota capelariae var. sororivulpina
Falcão, ES. & Wartchow, F. 2024. Macrolepiota capelariae var. sororivulpina (Basidiomycota, Agaricaceae) from the Highlands of Pernambuco, Brazil. Contribuţii Botanice. Available at: https://www.researchgate.net/profile/Felipe-Wartchow/publication/388202198_MACROLEPIOTA_CAPELARIAE_VAR_SORORIVULPINA_BASIDIOMYCOTA_AGARICACEAE_FROM_THE_HIGHLANDS_OF_PERNAMBUCO_BRAZIL/links/67922f48645ef274a436810b/MACROLEPIOTA-CAPELARIAE-VAR-SORORIVULPINA-BASIDIOMYCOTA-AGARICACEAE-FROM-THE-HIGHLANDS-OF-PERNAMBUCO-BRAZIL.pdf [Accessed January 27, 2025] 【R3-12473】2025/1/27投稿

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3行まとめ

ブラジル、ペルナンブーコ州で採集された菌を検討し、新変種Macrolepiota capelariae var. sororivulpinaとして記載した。
本変種は基準種や同属他種とは傘の色や鱗片、担子胞子のサイズなどが異なっていた。
本変種と類似の傘表皮構造を持つ種を含む検索表を掲載した。
The ‘Mata do Estado’, localized in the municipality of São Vicente Férrer, Pernambuco, Brazil

(新変種)

Macrolepiota capelariae var. sororivulpina E. Falcão & Wartchow
語源…Lepiota procera f. vulpinaの姉妹の
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Macrolepiota capelariae
ブラジルに分布する
傘表皮構造が類似している
本変種と異なりアルゼンチン、メキシコにおける分布が知られている
本変種と異なり子実体の地の色が黄褐色ではなく類白色
本変種より担子胞子のサイズが顕著に小さい
Macrolepiota colombiana
傘表皮構造が鎖生した類球形の要素からなる柵状被である
本変種と異なり襞縁部が不稔である
本変種より担子胞子のサイズが小さい
本変種と異なり縁シスチジアが棍棒形~広棍棒形ではなく長楕円形~棍棒形で稀に小嚢形
本変種と異なり柄菌糸にクランプを豊富に有する
Macrolepiota clelandii
本変種と異なりブラジルではなくオーストラリアなどに分布する
本変種と異なり傘の地の色が黄褐色ではなく類白色
本変種と異なり傘表面に小さな粒状で圧着した帯褐色の小鱗片を伴うのではなく小さな暗褐色の小鱗片を伴う
本変種と異なり襞縁部が不稔である
本変種より担子胞子のサイズが大きい
本変種と異なり担子胞子が扁桃形~楕円形ではなく楕円形
本変種と異なり縁シスチジアを豊富に有する
本変種と異なり縁シスチジアが棍棒形~広棍棒形ではなく狭瓶形~円筒形
本変種と異なり傘表皮が膨大した要素からなる柵状被~毛状柵状被ではなく毛状被
本変種より傘表皮の要素の直径が小さい
本変種と異なり菌糸にクランプが稀ではなく頻繁に有する
Macrolepiota dolichaula
傘表皮構造が類似している
本変種と異なりブラジルではなくアフリカ、アジアなどに分布する
本変種より担子胞子のサイズがやや小さい
本変種と異なり菌糸にクランプが稀ではなく頻繁に有する