2024年11月9日 (仮訳)Micarea doliiformis:ダゲスタン産のロシアおよびアジア新産種 Ismailov, AB. & Urbanavichus, GP. 2024. Micarea doliiformis (Pilocarpaceae, lichenized Ascomycota) – a first record for Russia and Asia from Dagestan (East Caucasus). Turczaninowia. Available at: http://turczaninowia.asu.ru/article/view/16096/13688 [Accessed November 9, 2024] 【R3-12235】2024/11/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシア、ダゲスタン共和国からMicarea doliiformisをロシアおよびアジア新産種として報告した。 本種は従来西欧および南欧から知られていたが、本報告により東方に大幅に分布域が拡大した。 本種は稀産種かつ絶滅危惧種であり、Acer campestreの小枝上という基質も新規の報告となった。 (アジア、ロシア新産種) Micarea doliiformis (Coppins & P. James) Coppins & Sérusiaux 【よく似た種との区別】 Micarea hedlundii 樹上生地衣である 粉子器が白色 粉子器が綿毛状 本種と異なり腐朽した切り株の柔らかい材または稀に湿った砂岩に生じる 本種と異なり粉子器が時に分枝する 本種と異なり粉子器壁がK+紫色 本種と異なりゴニオシストのゼラチン質中に橙褐色でK+紫色の色素を含む Micarea tomentosa 樹上生地衣である 粉子器が白色 粉子器が綿毛状 本種と異なり通常腐朽した切り株や丸太に生じるが、稀に古い切り株の基部の樹皮に生じることもある 本種より地衣体が連続的 本種と異なり地衣体がより大型の小粒からなる 本種と異なり粉子器が無柄~短い柄を有する 本種より粉子が短い