2026年5月16日 (仮訳)分子的特性評価によりスペインにおけるイチゴ病害アウトブレイクを引き起こす3種のNeopestalotiopsis属菌が明らかになった López, P. et al. 2026. Molecular characterization reveals three Neopestalotiopsis species causing strawberry disease outbreaks in Spain. Frontiers in Plant Science. Available at: https://www.frontiersin.org/journals/plant-science/articles/10.3389/fpls.2026.1830265/full [Accessed May 16, 2026] 【R3-13899】2026/5/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スペインのイチゴ産地で分離されたペスタロチオイド菌類について形態学的検討および分子系統解析を実施した。 Neopestalotiopsis rosae、N. iranensis、およびフロリダ産隠蔽種のNeopestalotiopsis属菌を同定し、スペインから報告されていたN. clavisporaが誤同定であることを示した。 3品種を用いた病原性試験では葉面接種においてのみ系統間に有意な病原性の差異が認められた。 (その他掲載種) Neopestalotiopsis rosae Maharachchikumbura, K.D. Hyde & Crous 【よく似た種との区別】 Neopestalotiopsis iranensis スペインに分布する 同じイチゴを宿主とする 分生子が多色で頂部と基部の細胞が無色、基部から2番目が淡褐色、3番目が蜜褐色、4番目が褐色 分生子が楕円形~紡錘形 分生子の細胞数が5 分生子頂部に数本、基部に1本の付属糸を有する コロニーが白色 コロニーが綿毛状 ITS+TEF+TUBに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果が同心円状に配列するのではなく群生する 本種と異なり分生子頂部の付属糸数が2-4(ほとんどの場合3)ではなく3-5(ほとんどの場合4) 本種より分生子のサイズが大きい 本種より分生子頂部の付属糸が有意に長い 本種と異なりリバースが淡黄色〜橙色ではなく白色〜淡黄色 ITS+TEF+TUBに基づく分子系統解析で明瞭に区別される (その他掲載種) Neopestalotiopsis iranensis N. Ayoubi & Soleimani 【よく似た種との区別】 Neopestalotiopsis rosae スペインに分布する 同じイチゴを宿主とする 分生子が多色で頂部と基部の細胞が無色、基部から2番目が淡褐色、3番目が蜜褐色、4番目が褐色 分生子が楕円形~紡錘形 分生子の細胞数が5 分生子頂部に数本、基部に1本の付属糸を有する コロニーが白色 コロニーが綿毛状 ITS+TEF+TUBに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり分生子果が群生するのではなく同心円状に配列する 本種と異なり分生子頂部の付属糸数が3-5(ほとんどの場合4)ではなく2-4(ほとんどの場合3) 本種より分生子のサイズが小さい 本種より分生子頂部の付属糸が有意に短い 本種と異なりリバースが白色〜淡黄色ではなく淡黄色〜橙色 ITS+TEF+TUBに基づく分子系統解析で明瞭に区別される ※この他にNeopestalotiopsis属の一種を報告した。