(仮訳)マレーシアの多様な宿主由来のFusarium oxysporumの分子系統解析と遺伝的多様性
Abu Bakar Mohd-Hafifi et al. 2024. Molecular phylogeny and genetic diversity of Fusarium oxysporum from various hosts in Malaysia. Scientific Reports. Available at: https://www.nature.com/articles/s41598-024-78195-8.pdf [Accessed December 28, 2024] 【R3-12383】2024/12/28投稿

【お読みください】
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。

3行まとめ

マレーシアにおいて様々な宿主植物に病害を引き起こしたFusarium oxysporumを検討した。
収集した菌株を20の体細胞和合性群と17のIGSハプロタイプに分類した。
ドラゴンフルーツ、スパイダーリリー、サンセベリアなどはマレーシアにおける本種の新宿主として報告された。

(その他掲載種)

Fusarium oxysporum Schlechtendal
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Fusarium foetens
形態的に類似している(誤同定されることが多い)
モノフィアライドが気生菌糸に生じる
モノフィアライドが短い
厚壁胞子を豊富に形成する
mtSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
本種よりモノフィアライドが比較的長い
本種と異なりコロニーが強い臭気を発する
mtSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
Fusarium commune
形態的に類似している(識別困難であり誤同定されることが多い)
分生子柄の形態が非常に類似している
分生子の形態が非常に類似している
mtSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で近縁
mtSSU+tef1-αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される