2026年6月22日 (仮訳)イタリア中部産Pseudosperma属菌の新種と新産種の形態および分子的根拠 Galeotti, GB. et al. 2026. Morphological and molecular evidence for new species and new records of Pseudosperma (Inocybaceae) in central Italy. Mycological Progress. Available at: https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-026-02154-y [Accessed June 22, 2026] 【R3-14009】2026/6/22投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ イタリア、ウンブリア州で採集された6種のPseudosperma属菌について、そのうちP. polymorphocystidiatumとP. olivaceoluteumを新種記載した。 前者は縁シスチジアに顕著な多型性があることで特徴づけられた一方、後者は傘が帯オリーブ黄色、縁シスチジアが棍棒形~円筒形であったが明確な単一の識別形質を欠いていた。 残りのP. aureocitrinumなど4種をイタリア新産種として報告した。 Italy, Umbria region (central Italy), Città di Castello (PG), locality Casella (新種) Pseudosperma olivaceoluteum Galeotti, Rubini, Para, Lezzi, Belfiori, C. Riccioni 語源…帯オリーブ黄色の(傘の色から) 【よく似た種との区別】 Pseudosperma ponderosum イタリアに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり広葉樹林を好む 本種より子実体ががっしりとしている 本種より傘の直径が大きい 本種より傘が暗色の銅褐色〜明橙褐色または黄褐色である 本種より柄の幅が広い 本種と異なり子実体に顕著な蜂蜜様の芳香を有する 本種より担子胞子が長い 本種と異なり縁シスチジアが短い 本種と異なり縁シスチジアに隔壁を欠く ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma franchettii イタリアに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種より傘が明色で、オリーブ色ではなくさび色を帯びた藁黄色である 本種より子実体の香りが強く蜂蜜様または微かな精液臭である 本種ほど担子胞子が楕円形でない 本種より担子胞子のQ値が小さい 本種より縁シスチジアのサイズが僅かに大きい 本種と異なり縁シスチジアに隔壁を欠く ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma pinophilum ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりマツ属樹木と関係を持つ 本種と異なりイタリアではなくパキスタンなどに分布する 本種より担子胞子のサイズが大きい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma minutulum イタリアに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりコナラ属樹木と関係を持つ 本種と異なり傘が褐色を帯びる 本種より縁シスチジアのサイズが大きい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma maggiorii ヨーロッパに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくパキスタンなどに分布する 本種と異なり子実体の形状が細長い 本種と異なり傘が類白色 本種より担子胞子のサイズが小さい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Italy, Umbria Region (Central Italy), Città di Castello (PG), locality Candeggio (新種) Pseudosperma polymorphocystidiatum Galeotti, Rubini, Para, Lezzi, Belfiori, C. Riccioni 語源…多型のシスチジアの(縁シスチジアの形態から) 【よく似た種との区別】 Pseudosperma aureocitrinum イタリアに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスペインにおける分布が知られている 本種と異なり傘が金色がかった蜜柑色である 本種より縁シスチジアの幅が狭い ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma niveivelatum 本種と異なりヨーロッパヤマナラシおよび針葉樹と関係を持つ 本種より傘が類白色である 本種と異なり傘表面の外被膜が顕著である 本種と異なり子実体に精液臭がある 本種より担子胞子が長い Pseudosperma musilii ヨーロッパに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくスウェーデンなどに分布する 本種より担子胞子が楕円形である 本種より担子胞子のQ値が大きい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma aestivum ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなく米国などに分布する 本種と異なり針葉樹と関係を持つ 本種と異なり子実体が夏に発生する 本種と異なり子実体に精液臭がある ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma solare ヨーロッパに分布する ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなくドイツなどに分布する 本種と異なり広葉樹ではなく針葉樹を選好する 本種より担子胞子のサイズが大きい 本種より担子胞子が長楕円形である 本種より担子胞子のQ値が大きい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Pseudosperma arenarium ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりイタリアではなく中国などに分布する 本種より担子胞子が長い 本種と異なり担子胞子が円筒形である 本種より担子胞子のQ値が大きい ITS+nrLSU+RPB2に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (イタリア新産種) Pseudosperma aureocitrinum (Esteve-Raventós) Matheny & Esteve-Raventós (イタリア新産種) Pseudosperma permelliolens (Carteret & Reumaux) Matheny & Esteve-Raventós (イタリア新産種) Pseudosperma pollucis Bandini, Trendel & B. Oertel (イタリア新産種) Pseudosperma ushae Bandini & G. Bandini