2026年6月24日 (仮訳)形態・化学・系統解析により明らかになった中国安徽省産Lecidella属地衣2新種 Feng, Y-S. et al. 2026. Morphology, Chemistry, and Phylogeny Reveal Two New Species of the Genus Lecidella (Ascomycota, Lecanoraceae) from Anhui Province, China. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/12/6/453 [Accessed June 24, 2026] 【R3-14016】2026/6/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国安徽省においてフウの樹皮に発生した2種の地衣を検討し、Lecidella biformisおよびL. versicolorとして新種記載した。 両種はいずれも子器が小型で、子実下層が無色〜帯黄褐色、地衣成分としてアトラノリンを含むことなどで特徴づけられた。 中国産の本属地衣全種の検索表を掲載したほか、安徽省新産種としてL. mandshuricaとL. aff. euphoreaを報告した。 中国安徽省六安市金寨県馬跌宕村 (新種) Lecidella biformis Y. S. Feng & Y. Y. Zhang 語源…2型の(子器の形態から) 【よく似た種との区別】 Lecidella nashiana 子器が小型である 子実下層が有色である 本種と異なり子器盤が黒色である 本種と異なり子実上層が緑色、帯黒緑色、または帯青緑色である 本種と異なり地衣成分としてアトラノリン、メチル2′-O-メチルミクロフィリナートを含まない 本種と異なり地衣成分として2_7-ジクロロ-6-O-メチルノルリケキサントン、2′-O-メチルペルラトリン酸を含む Lecidella varangrica 子器が小型である 子実下層が有色である 本種と異なり樹皮生ではなく岩上生である 本種と異なり地衣体が粉芽状である 本種と異なり子器盤が黒色である Lecidella yunnanensis 子器が小型である 子実下層が有色である 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり子器に光沢を有する 本種と異なり子嚢胞子が未熟時に無色で成熟時に帯緑褐色となる 本種と異なり子嚢胞子の隔壁数が1 中国安徽省六安市金寨県小南棚 (新種) Lecidella versicolor Y. S. Feng & Y. Y. Zhang 語源…多色の(子器盤の色から) 【よく似た種との区別】 Lecidella albida 子器が小型である 子実下層が無色〜帯黄褐色 地衣成分としてアトラノリンを含む ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり地衣体が粉芽状である 本種と異なり子器がナッツブラウン〜黒色である 本種と異なり子実上層が帯橙褐色ではなく帯青灰色〜帯黒褐色である 本種と異なり地衣成分としてカピストラトン、チオファン酸を含む ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Lecidella aptrootii 子器が小型である 子実下層が無色 地衣成分としてアトラノリンを含む 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり子実上層が橙褐色ではなく緑色または帯黒褐色である 本種と異なり地衣成分としてアオテアロン、カピストラトンを含む Lecidella commutata 子器が小型である 子実下層が無色 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり地衣体が小区画状である 本種と異なり子実上層が橙褐色ではなく無色〜淡帯黄オリーブ灰色である 本種と異なり地衣成分としてアトラノリンを含まない 本種と異なり地衣成分としてビカニシンを含む Lecidella oceanica 子器が小型である 子実下層が無色 本種と異なり樹皮生ではなく岩上生のことがある 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり地衣体が亀裂状または小区画状である 本種と異なり子実上層が帯橙褐色ではなくオリーブ色、帯オリーブ褐色〜褐色である Lecidella subviridis 子器が小型である 子実下層が無色 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり地衣体が粉芽状である 本種と異なり子実上層が橙褐色ではなく褐色である 本種と異なり地衣成分としてチオファン酸、”expallens unknowns”を含む Lecidella destituta 地衣成分としてアトラノリンのみを含むことが多い 本種と異なり地衣体が典型的に小区画状で深く亀裂を生じる 本種より子器の直径が大きい 本種と異なり子実下層が無色〜黄褐色ではなく淡黄褐色〜帯黄橙色である Lecidella iqbalii 地衣成分としてアトラノリンのみを含むことが多い 本種と異なり地衣体が小区画状である 本種より子器の最大直径が大きい 本種と異なり子器が黒色である 本種と異なり子実上層が橙褐色ではなく帯黒褐色である (安徽省新産種) Lecidella mandshurica S. Y. Kondratyuk, L. Lőkös & Hur (安徽省新産種) Lecidella aff. euphorea (Flörke) Hertel