2025年7月12日 （仮訳）Lignomyces vetliniasusの形態・生理・地理的分布に関する新知見、Lentinus pilososquamulosusとの同一性、およびLe. martianofianusとの十分な系統学的距離 Psurtseva, NV. et al. 2021. New data on morphology, physiology, and geographical distribution of Lignomyces vetlinianus, its identity with Lentinus pilososquamulosus, and sufficient phylogenetic distance from Le. martianoffianus. Mycological Progress. Available https://link.springer.com/article/10.1007/s11557-021-01701-z [Accessed July 12, 2025] 【R3-12972】2025/7/12投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません（大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため）。 3行まとめ Lignomyces vetlinianus、Lentinus pilososquamulosus、Le. martianofianusの分類学的関係性を検討した。 Le. pilososquamulosusとLi. vetliniasusが同一種であることを証明し、前者のエピタイプ標本を指定した。 また、Le. martianofianusが誤同定であったことから後者の分布域が中欧から西シベリア、ロシア極東まで拡大することを明らかにし、異なる大陸の集団間での交配が完全に可能であることを示した。 Russia, Primorsky Krai, Murav’ev-Amursky peninsula, Ocean Ridge foothill （シベリア、極東ロシア新産種） Lignomyces vetlinianus (Domański) R.H. Petersen & Zmitrovich ※本種のエピタイプ標本を指定した。