インド産のグラフィドイドおよびテロトレモイド地衣

Gupta, P. et al. 2020. New records of graphidoid and thelotremoid lichens from India. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2020/00000135/00000002/art00013 [Accessed September 9, 2023]
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3行まとめ
  1. インド新産種としてChapsa cinchonarumなど11種を報告した。
  2. 各種について記載文、写真などを掲載した。
  3. また、各種について類似種およびそれとの相違点を含む分類学的記述を加えた。
掲載種 (11)
REC(インド新産種)
Chapsa cinchonarum↗
(Fée) Frisch
比較 (3)
↗
○形態的に類似している
✕本種より子器の形状が丸く縁部が縁取り状
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり子嚢胞子の細胞数が5-9である
↗
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり子嚢胞子の細胞数が4-7である
↗
○インドに分布する
○形態的に類似している(混同されやすい)
✕本種と異なり地衣体がまとまっている
✕本種と異なりリレラの形状がしばしば細長い
✕本種と異なり皮層が緩い
REC(インド新産種)
Chapsa farinosa
Lücking & Sipman
比較 (2)
↗
○インドに分布する
○形態的に類似している(混同されやすい)
✕本種と異なり地衣体がまとまっているという特徴を欠く
✕本種と異なりリレラの形状がしばしば細長いという特徴を欠く
✕本種と異なり皮層が緩いという特徴を欠く
↗
○顕微鏡的形態が類似している
✕本種と異なり地衣体が顕著な小疣状
✕本種と異なり皮層が不規則形
REC(インド新産種)
Diorygma sticticum↗
Sutjaritturakan, Kalb & Lücking
比較 (2)
↗
○形態的に類似している
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり地衣成分としてノルスチクチン酸を含む
↗
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり地衣成分としてヒポスチクチン酸、ヒポコンスチクチン酸を含む
REC(インド新産種)
Fissurina albocinerea↗
(Vain.) Staiger
REC(インド新産種)
Graphis bungartzii
A.B. Peña, Lücking, Herrera-Camp. & R. Miranda
比較 (2)
↗
✕本種と異なりリレラが破出性でない
✕本種と異なり果托の縁が側面にある
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
↗
✕本種よりリレラが長い
✕本種と異なりリレラが不規則状~放射状に分枝する
✕本種と異なりラビアが全縁である
✕本種と異なり地衣成分としてコンノルスチクチン酸を欠く
REC(インド新産種)
Graphis discarpa
A.W. Archer
比較 (2)
↗
○肉眼的形態が類似している
✕本種と異なり地衣体が”glaucous grey”である
✕本種と異なり果殻が全縁ではなく全縁~条線状
✕本種と異なり皮層を欠く
✕本種と異なり地衣成分を欠く
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり果殻の側面が炭化する
✕本種と異なり地衣成分としてスチクチン酸を含む
REC(インド新産種)
Graphis nigririmis
(Nyl.) Müll. Arg.
比較 (1)
↗
✕本種と異なり地衣体が穀粉状
✕本種と異なり皮層を有する
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
REC(インド新産種)
Ocellularia alba↗
(Fée) Müll. Arg.
比較 (1)
↗
○形態的に類似している
✕本種と異なり果殻が暗褐色
✕本種と異なりコルメラを欠くのではなく有する
REC(インド新産種)
Phaeographis pseudostromatica
F. Seavey & J. Seavey
比較 (2)
↗
○形態的に類似している
✕本種とリレラの偽子座組織における配置が異なる
↗
○子実層に油滴を散在する
○地衣成分としてノルスチクチン酸を含む
✕本種と異なり偽子座を欠く
✕本種と異なり子嚢胞子に横隔壁を有する
REC(インド新産種)
Sarcographa verrucosa↗
(Mont. & Bosch) Zahlbr.
比較 (3)
↗
✕本種と異なり子実層が無色
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
↗
○形態的に非常に類似している
✕本種と異なり地衣体がK+帯赤色
✕本種と異なり子嚢胞子に横隔壁を有する
✕本種と異なり子嚢胞子の細胞数が4-6である
↗
○地衣成分としてスチクチン酸を含む
✕本種と異なり地衣体がK+赤色
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり地衣成分としてコンスチクチン酸を含む
REC(インド新産種)
Thelotrema crassisporum↗
Mangold
比較 (1)
↗
✕本種と異なり地衣体表面が光沢のある平滑で亀裂を欠く
✕本種と異なり皮層を有する
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
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