韓国新産のPhanerochaete属9種

Cho, M. et al. 2026. Nine Unrecorded Species of Phanerochaete (Polyporales, Basidiomycota) in Korea. Mycobiology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/12298093.2025.2610049 [Accessed June 27, 2026]
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3行まとめ
  1. 韓国で2008〜2024年に全国から採集した17標本を検討し、形態学的検討および分子同定を実施した。
  2. Phanerochaete albocremeaなど9種を韓国新産種として報告した。
  3. これらの種の多くは従来、熱帯〜亜熱帯の中国や台湾が産地として知られており、韓国での発見は気候変動と関連づけられた。
掲載種 (9)
REC(韓国新産種)
Phanerochaete albocremea
Ying Xu & C.L. Zhao
比較 (1)
↗
○子実層面が帯クリーム色である
○シスチジアを欠く
○菌糸が薄壁〜僅かに厚壁
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete australis↗
Jülich
REC(韓国新産種)
Phanerochaete cystidiata
Sheng H. Wu, C. Chih Chen & C.L. Wei
比較 (1)
↗
○レプトシスチジアを豊富に有する
○レプトシスチジアに結晶を伴う
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実体縁部が不稔である
✕本種と異なり子実層面が橙色〜褐色である
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete fusca
Sheng H. Wu, C. Chih Chen & C.L. Wei
比較 (2)
↗
○レプトシスチジアが褐色
○菌糸が褐色
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実層面が帯灰褐色である
✕本種と異なりレプトシスチジアが薄壁である
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○韓国に分布する
○被子植物を宿主とする
○子実体が褐色
○菌糸が褐色
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実体が不定形に広がるのではなく幼時円形である
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なり担子器が薄壁である
✕本種と異なりレプトシスチジア表面が頂部に結晶が付着するのではなく平滑である
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete parmastoi↗
Sheng H. Wu
比較 (2)
↗
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実層面が桃色である
✕本種と異なり根状菌糸束を子実体縁部に有する
✕本種より担子器のサイズが小さい
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なりシスチジアに結晶が付着する
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実層面が淡橙色である
✕本種より担子器のサイズが小さい
✕本種より担子胞子のサイズが小さい
✕本種と異なりシスチジアが厚壁である
✕本種と異なりシスチジアに結晶が付着する
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete porostereoides
S.L. Liu & S.H. He
比較 (2)
↗
○韓国に分布する
○被子植物を宿主とする
○子実体が褐色
○菌糸が褐色
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり子実体が幼時円形ではなく不定形に広がる
✕本種と異なり担子器が薄壁ではなく厚壁である
✕本種より担子胞子のサイズが大きい
✕本種と異なりレプトシスチジア表面が平滑ではなく頂部に結晶が付着する
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○子実体が褐色
○菌糸が褐色
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より担子胞子のサイズが大きい
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete rhizomorpha
C. Chih Chen, Sheng H. Wu & S.H. He
比較 (1)
↗
○子実体が白色〜黄色
○子実体が膜質
○根状菌糸束を子実体縁部に有する
○レプトシスチジア表面が平滑
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より担子胞子のサイズが大きい
✕本種よりレプトシスチジアが短い
✕本種と異なりレプトシスチジアが棍棒形である
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete subcarnosa
C. Chih Chen, Sheng H. Wu & S.H. He
比較 (1)
↗
○形態的に類似している
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり北方林および北米の北方温帯域に分布する
✕本種と異なり被子植物ではなく主に裸子植物に発生する
✕本種より担子器のサイズが大きい
✕本種よりレプトシスチジアが長い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
REC(韓国新産種)
Phanerochaete taiwaniana↗
Sheng H. Wu
比較 (1)
↗
○形態的に類似している
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種より担子胞子の幅が狭い
✕本種と異なり担子胞子が狭円筒形である
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
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実験器具/実験手法/試薬
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