2022年4月9日 (仮訳)日本においてクロサイワイタケ目菌類から分離された興味深い胞子果生息菌について Sa’diyah, W. et al., 2021. Notes on Some Interesting Sporocarp-Inhabiting Fungi Isolated from Xylarialean Fungi in Japan. Diversity. Available at: https://www.mdpi.com/1424-2818/13/11/574 [Accessed April 9, 2022] 【R3-09400】2022/4/9投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 茨城県の2ヶ所の異なるタイプの森林において、クロサイワイタケ目菌類の子実体から分離される菌類の多様性を調査した。 希釈平板法で44菌株を分離し、Acremonium、Acrodontium、およびSimplicillium属菌などを同定した。 Acrodontium luzulaeは日本新産種であり、Annulohypoxylon annulatumからの新記録となった。 (日本新産種) Acrodontium luzulae S.I.R. Videira & P.W. Crous (その他掲載種) Acrodontium crateriforme (J.F.H. Beyma) de Hoog ※本種の複合種として掲載されている。 (その他掲載種) Acrodontium cf. salmoneum de Hoog (その他掲載種) Simplicillium sympodiophorum Nonaka, Kaifuchi & Masuma ※本種の複合種として掲載されている。 ※この他にAcrodontium sp. 1 aff. crateriforme、Acrodontium sp. 2 aff. crateriforme、Acrodontium sp. 3 aff. crateriforme、Acremonium sp.、Simplicillium sp. 1 aff. sympodiophorum、Simplicillium sp. 2 aff. sympodiophorumを報告した。