2024年11月17日 (仮訳)マンネンタケ属子実体から分離されたメタノール資化性酵母の新種、Ogataea ganodermae Ji, Z-H. & Bai, F-Y. 2008. Ogataea ganodermae sp. nov., a methanol-assimilating yeast species isolated from basidiocarps of Ganoderma sp. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology. Available at: https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/ijsem/10.1099/ijs.0.65692-0 [Accessed November 17, 2024] 【R3-12261】2024/11/17投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国湖南省においてマンネンタケ属子実体から分離された酵母の一種を検討し、Ogataea ganodermaeとして新種記載した。 本種は分子系統解析、形態および生理学的形質、核型解析などにより近縁種と区別された。 本種は消失性子嚢中に独特な帽子状の子嚢胞子を2-4個形成することなどで特徴づけられた。 中国湖南省莽山 (新種) Ogataea ganodermae F.Y. Bai & Z.H. Ji 語源…マンネンタケ属の 【よく似た種との区別】 Ogataea pini D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりスクロース、マルトース、メリビオース、ラフィノースを資化不能 本種とパルスフィールドゲル電気泳動による核型解析でバンドパターンが異なる D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ogataea henricii D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりグルコースを発酵不能 本種と異なりクエン酸、亜硝酸塩を資化可能 本種と異なりL-ソルボース、スクロース、マルトース、メリビオース、ラフィノース、コハク酸を資化不能 本種とパルスフィールドゲル電気泳動による核型解析でバンドパターンが異なる D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Ogataea glucozyma グルコースを発酵可能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なりクエン酸、亜硝酸塩を資化可能 本種と異なりスクロース、マルトース、メリビオース、ラフィノースを資化不能 D1/D2領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される