スミイボゴケ属およびビスケットゴケ属から分けられた地衣類の属、Orcularia

Kalb, K. & Giralt, M., 2011. Orcularia, a segregate from the lichen genera Buellia and Rinodina (Lecanoromycetes, Caliciaceae). Phytotaxa. Available at: http://www.mapress.com/phytotaxa/content/2011/f/p00038p060f.pdf [Accessed January 3, 2015].
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3行まとめ
  1. ビスケットゴケ (Rinodina) 属Orcularia節を昇格させ、新たにOrcularia属とした。
  2. 本属はOrcularia型の子嚢胞子および糸状の分生子を形成することなどで特徴づけられた。
  3. オーストラリア産の新種O. elixiiを含む4種を新属に含め、これらの種の検索表を掲載した。
掲載種 (4)
NEW(新種)
Orcularia elixii
Kalb & Giralt
語源…オーストラリアの地衣類学に貢献したJohn.Elix氏に献名
📍Australia, New South Wales, Patonga, eastern side of Patonga Creek, ca. 40 km N of Sydney 33°33’S, 151°16’E地図で開く ↗
比較 (1)
↗
○オーストラリアに分布する
○成熟した子嚢胞子に”apical lumen”を有する(2小室)
✕本種と異なりオーストラリア以外にも世界各地で知られている
✕本種と異なりマングローブ林だけでなく様々な環境に生息する
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
REC(新組み合わせ、インド洋、レユニオン新産種)
Orcularia insperata↗
(Nyl.) Kalb & Giralt
旧名:Rinodina insperata (Nyl.) Malme
※タイプ標本を検討し、O. biloculataを本種のシノニムとした。
比較 (2)
↗
○オーストラリアに分布する
○成熟した子嚢胞子に”apical lumen”を有する(2小室)
✕本種と異なり世界各地ではなくオーストラリアのみから知られている
✕本種と異なり様々な環境ではなくマングローブ林でのみ知られている
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
↗
✕本種と異なり子嚢胞子に”septal lumen”を有する(2小室ではなく4小室)
REC(新組み合わせ、レユニオン新産種)
Orcularia placodiomorpha↗
(Vainio) Kalb & Giralt
旧名:Buellia placodiomorpha Vainio
※本種のレクトタイプを指定した。
比較 (2)
↗
✕本種と異なり子嚢胞子に”septal lumen”を欠く(4小室ではなく2小室)
↗
○子嚢胞子に”apical lumen”および”septal lumen”を有する(4小室)
✕本種より子器のサイズがやや大きい
✕本種と異なり地衣体にK+黄赤色の結晶を含む
✕本種より果殻が厚い
✕本種と異なり子実上層が”episamma”に覆われる
✕本種より子嚢胞子が長い
COMB(新組み合わせ)
Orcularia placodiomorphoides
(Imshaug) Kalb & Giralt
旧名:Buellia placodiomorphoides Imshaug
比較 (1)
↗
○子嚢胞子に”apical lumen”および”septal lumen”を有する(4小室)
✕本種より子器のサイズがやや小さい
✕本種と異なり地衣体にK+黄赤色の結晶を欠く
✕本種より果殻が薄い
✕本種と異なり子実上層が”episamma”に覆われない
✕本種より子嚢胞子が短い
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