2022年6月28日 (仮訳)無効学名のP. udicolaに対する正しい二名、Peziza paludicola Cacialli, G., Lantieri, A. & Medardi, G. 2011. Peziza paludicola, the correct binomial for P. udicola nom. inval. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/content/mtax/mt/2012/00000118/00000001/art00013 [Accessed June 28, 2022] 【R3-09642】2022/6/28投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Peziza paludicola、P. crassipes、および無効学名のP. udicolaが同種であることを示した。 P. paludicolaを正名とし、本種のレクトタイプおよびエピタイプ標本を指定した。 また、P. crassipes var. kilimanjarensisをP. paludicolaの変種とした。 Italy, Trentino-Alto Adige, Belluno, shore of the river Piave (その他掲載種) Peziza paludicola (Boudier) Saccardo & Traverso ※本種のエピタイプおよびレクトタイプ標本を指定した。 【よく似た種との区別】 Peziza ampliata 子実下層が球状菌組織~多角菌組織である 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる 本種と異なり子嚢盤が黄褐色~帯褐色ではなく帯白褐色または淡褐色 Peziza boudieri 子実下層が球状菌組織~多角菌組織である 本種と異なり落葉樹上ではなく地上に生じる 本種と異なり子嚢盤が黄褐色~帯褐色ではなく褐色~黄色~帯オリーブ色で橙色を帯びる 本種より子嚢胞子の幅が狭い 本種と外被層組織の構造が異なる Peziza hortensis 子実下層が球状菌組織~多角菌組織である 本種と異なり落葉樹上ではなく地上および耕地ロームなどに生じる 本種と生息環境が異なる 本種と異なり子嚢盤が黄褐色~帯褐色ではなく黄褐色~褐色で黄色を帯びる 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と外被層組織の構造が異なる Peziza sciophila 材に生息する 本種と生息環境が異なる 本種と異なり子嚢盤が黄褐色~帯褐色ではなく榛色~灰色~黄褐色で若干オリーブ色または紫色を帯びる 本種と異なり子実下層が識別不能 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種と外被層組織の構造が異なる (新組み合わせ) Peziza paludicola var. kilimanjarensis (J. Moravec) Cacialli, Lantieri & Medardi 旧名:Peziza crassipes var. kilimanjarensis J. Moravec