系統解析および系統ゲノム解析により明らかとなったカヤタケ科新分類群、および有毒種と胞子進化について
Xu, Y-D. et al. 2026. Phylogenetic and Phylogenomic Analyses Reveal New Taxa in Clitocybaceae, with Notes on Poisonous Species and Spore Evolution. Journal of Fungi. Available at: https://www.mdpi.com/2309-608X/12/8/548 [Accessed August 1, 2026]
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3行まとめ
- 中国産カヤタケ科菌類の標本24点について形態学的検討および分子系統解析を実施し、新属Allolepista、新種Clitocybe sinensis、新組み合わせ3種を提唱した。
- 担子胞子のSEM観察により、本科内の4系統で疣状胞子が独立に進化したことを示すとともに、疣頂部の陥凹の有無にも系統的多様性があることを明らかにした。
- きのこ中毒事例由来の標本に基づき、Allolepista benekeiが胃腸炎型中毒を、Clitocybe sinensisなど複数種がムスカリン中毒症状を引き起こすことを報告した。
掲載種 (10)
NEW(新種)
Clitocybe sinensis
語源…中国産の
中国湖南省張家界市桑植県天平山 29.35728, 110.54367地図で開く ↗
比較 (5)
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種より傘のサイズが大きい
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり傘表皮が絡み合い菌糸組織でない
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種より傘のサイズが大きい
本種より担子胞子の幅が広い
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種より傘のサイズが大きい
本種より担子胞子の幅が広い
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種より担子胞子の幅が狭い
本種と異なり傘表皮が絡み合い菌糸組織ではなく規則的組織である
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり傘の縁部が内側に屈曲するか巻く
本種より担子胞子の幅が狭い
ITS+LSU+TEF1+RPB1+RPB2+ATP6に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
COMB(新組み合わせ)
Allolepista benekei
旧名:Clitocybe benekei H.E. Bigelow & A.H. Sm.
語源…(属名)異なる+Lepista属
COMB(新組み合わせ)
Allolepista crenata
旧名:Lepista crenata Javeed & M. Kiran
COMB(新組み合わせ)
Allolepista rhodotoides
旧名:Lepista rhodotoides Singer