Nigroporus属の系統分類およびアジア・オセアニア産の4新種

Li, X-L. et al. 2025. Phylogeny and taxonomy of Nigroporus (Polyporales, Basidiomycota) with four new species from Asia and Oceania. MycoKeys. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/127011/ [Accessed January 23, 2025]
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3行まとめ
  1. アジアおよびオセアニアに分布するNigroporus属菌の分子系統解析を実施し、従来N. vinosusとされていた標本が複数の独立種を含むことを示した。
  2. N. australianus、N. austroasianus、N. subvinosus、およびN. yunnanensisの4新種を記載した。
  3. Nigroporus属の検索表を掲載した。
掲載種 (4)
NEW(新種)
Nigroporus australianus
Y.C. Dai, X.L. Li & Yuan Yuan
語源…オーストラリアの
📍Australia, Queensland, Cairns, Crater Lakes National Park -17.28138, 145.62131地図で開く ↗
比較 (7)
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
✕本種と異なりオーストラリアではなく中国、韓国、米国などに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭という特徴を欠く
✕本種より担子胞子の幅が広い
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
✕本種と異なりオーストラリアではなく中国、マレーシアに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭という特徴を欠く
✕本種より担子胞子の幅が広い
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
✕本種と異なりオーストラリアではなく中国、ベトナムに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭という特徴を欠く
✕本種より担子胞子の幅が広い
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
✕本種と異なりオーストラリアではなく中国に分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭という特徴を欠く
✕本種より担子胞子の幅が広い
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形で頂部が顕著に先細りになる
↗
✕本種と異なり子実体が傘状でない
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
NEW(新種)
Nigroporus austroasianus
Y.C. Dai, X.L. Li & Yuan Yuan
語源…南アジアの
📍中国雲南省勐臘県尚勇自然保護区 21.24107, 101.70064地図で開く ↗
比較 (7)
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国、マレーシアではなくオーストラリアに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭である
✕本種より担子胞子の幅が狭い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりベトナムにおける分布が知られている
✕本種と異なりマレーシアにおける分布が知られていない
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なりシスチジオールを欠くのではなく有する
✕本種と異なり管孔実質において生殖菌糸が多数を占めるという特徴を欠く
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり韓国、米国における分布が知られている
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なりシスチジオールを欠くのではなく有する
✕本種と異なり管孔実質において生殖菌糸が多数を占めるという特徴を欠く
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりマレーシアにおける分布が知られていない
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なりシスチジオールを欠くのではなく有する
✕本種と異なり管孔実質において生殖菌糸が多数を占めるという特徴を欠く
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○シスチジオールを欠く
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形で頂部が顕著に先細りになる
↗
✕本種と異なり子実体が傘状でない
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
NEW(新種)
Nigroporus subvinosus
Y.C. Dai, X.L. Li & Yuan Yuan, sp. nov.
語源…Nigroporus vinosus類似の
📍中国チベット自治区ニンティ市メトク県 29.32828, 93.68313地図で開く ↗
比較 (6)
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国、ベトナムではなくオーストラリアに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭である
✕本種より担子胞子の幅が狭い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○シスチジオールを有する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり韓国、米国における分布が知られている
✕本種と異なり担子胞子に油滴を1-2つ有するのではなく欠く
✕本種と異なり骨格菌糸がやや中実という特徴を欠く
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりベトナムにおける分布が知られていない
✕本種より子実体が薄い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形で頂部が顕著に先細りになる
↗
✕本種と異なり子実体が傘状でない
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
NEW(新種)
Nigroporus yunnanensis
Y.C. Dai, X.L. Li & Yuan Yuan, sp. nov.
語源…雲南産の
📍中国雲南省保山市百花嶺森林公園 25.28944, 98.80428地図で開く ↗
比較 (7)
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりマレーシアにおける分布が知られている
✕本種より孔口のサイズが小さい
✕本種と異なりシスチジオールを有するのではなく欠く
✕本種と異なり管孔実質において生殖菌糸が多数を占める
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり韓国、米国における分布が知られている
✕本種よりシスチジオールが長い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○肉眼的形態がいくぶん類似している
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なり中国ではなくオーストラリアに分布する
✕本種と異なり子実体の不稔縁部が不明瞭である
✕本種より担子胞子の幅が狭い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
○中国に分布する
○ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で近縁
✕本種と異なりベトナムにおける分布が知られている
✕本種より子実体が厚い
✕ITS+nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種より孔口のサイズが大きい
✕本種と異なり担子胞子がソーセージ形ではなく円筒形で頂部が顕著に先細りになる
↗
✕本種と異なり子実体が傘状でない
↗
✕本種より孔口のサイズが大きい
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