2024年11月16日 (仮訳)台湾産の新種Piptocephalis chieniiおよび既知のPiptocephalis属菌の検索表 Hou, Y-H., Chuang, S-C. & Ho, H-M. 2023. Piptocephalis chienii sp. nov., a new species found in Taiwan and a key to the known Piptocephalis species. Fungal Science. Available at: https://www.airitilibrary.com/Article/Detail/10132732-N202311300006-00004 [Accessed November 16, 2024] 【R3-12256】2024/11/16投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾台中市において採集されたCunninghamella bertholletiaeの寄生菌を検討し、Piptocephalis chieniiとして新種記載した。 本種は胞子形成構造が5回の二叉分岐からなり、胞子嚢胞子が円筒形であることなどで特徴づけられ、先行研究の分子系統解析で単系統群を形成していた。 Piptocephalis属の既知種の検索表を掲載した。 台湾台中市大坑 (新種) Piptocephalis chienii H.M. Ho, Y.H. Hou & S.C. Chuang 語源…故簡秋源教授に献名 【よく似た種との区別】 Piptocephalis indica 台湾に分布する 本種と異なり胞子嚢柄表面が平滑ではなく顕著な縦方向の条線をあらわす 本種と異なり分節胞子嚢あたりの胞子数が3-4ではなく4-7 本種より分節胞子のサイズが大きい 本種より接合胞子のサイズが大きい Piptocephalis graefenhanii 台湾に分布する 胞子嚢柄表面に条線を欠く “spore head”が成熟時乾性である “distal septa”の孔周囲に突起を有する 本種と異なり分節胞子嚢あたりの胞子数が3-4ではなく2