2022年11月24日 (仮訳)Trapelia placodioidesに生じた地衣生菌の新種、Polycoccum minutulum Kocourková, J. & Berger, F. 1999. Polycoccum minutulum (Dothldeales, Ascomycetes), a new lichenicolous fungus on Trapelia placodioides. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cm/CM51204.pdf [Accessed November 24, 2022] 【R3-10089】2022/11/24投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ オーストリアおよびチェコにおいてTrapelia placodioidesに生じた地衣生菌の一種を検討し、Polycoccum minutulumとして新種記載した。 宿主地衣体において本種が感染した部位は退色し、ゴールが形成された。 本種は子嚢胞子にハロを伴い、Polycoccum属菌の中で最小の子嚢果を形成した。 Bohemia centr., regio protecta Křivoklátsko, distr. Rakovník, prope pag. Roztoky, in valle rivuli Klučná (新種) Polycoccum minutulum Kocourk. & F. Berger 語源…微小な(子嚢果のサイズから) 【よく似た種との区別】 Polycoccum rugulosarium 子嚢胞子のサイズが非常に類似している 子嚢胞子表面が小疣状 本種と異なりTrapelia属ではなくダイダイゴケ属地衣などを宿主とする 本種と異なり宿主にゴールを誘導しない 本種と異なりオーストリアおよびチェコではなく南極地域とタスマニアに分布する 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と子嚢胞子の長さ/幅比が異なる Polycoccum montis-wilhelmii 子嚢胞子のサイズが非常に類似している 子嚢胞子表面が小疣状 本種と異なりオーストリアおよびチェコではなくパプアニューギニアなどに分布する 本種と子嚢胞子のサイズが異なる 本種と子嚢胞子の長さ/幅比が異なる Polycoccum umbilicariae 宿主にゴールを誘導する 子嚢胞子のサイズが同等 本種と異なりTrapelia属ではなくLasallia属地衣を宿主とする 本種と異なり子嚢胞子表面が小疣状ではなく平滑