(仮訳)メキシコ、シナロア州の野生ヒマワリにおけるGolovinomyces spadiceusによるうどんこ病
Félix-Gastélum, R. et al. 2019. Powdery mildew caused by Golovinomyces spadiceus on wild sunflower in Sinaloa, Mexico. Canadian Journal of Plant Pathology. Available at: https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/07060661.2019.1577916 [Accessed June 6, 2025] 【R3-12864】2025/6/6投稿

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3行まとめ

メキシコ、シナロア州において野生のヒマワリに発生したうどんこ病を検討し、形態および分子データを基に病原菌をGolovinomyces spadiceusと同定した。
5菌株を分離し、野生ヒマワリおよび栽培ヒマワリに対する接種試験を実施し、宿主に対する病原性を確かめた。
野生ヒマワリが本種の栽培ヒマワリに対する感染源になる可能性を示した。

(その他掲載種)

Golovinomyces spadiceus (Berkeley & M.A. Curtis) U. Braun
mycobank_logoSpecies_Fungorum

【よく似た種との区別】
Golovinomyces ambrosiae
メキシコに分布する
同じヒマワリを宿主とする
発芽管がEuoidium型
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(識別できないほど類似している)
本種より分生子の幅が広い
本種より分生子の長さ/幅比が小さい
本種と異なり分生子が卵状~楕円形ではなくレモン形
本種より発芽管が長い
Golovinomyces circumfusus
脚細胞のサイズが類似している
ITS領域に基づく分子系統解析で近縁(識別できないほど類似している)
本種と異なり分生子が卵状~楕円形ではなくレモン形