2025年3月1日 (仮訳)中国新産種、Punctularia atropurpurascens Peng, Z. et al. 2021. Punctularia atropurpurascens (Punctulariaceae, Basidiomycota), a new record to China. Microbiology China. Available at: http://journals.im.ac.cn/html/wswxtbcn/2021/11/tb21114232.htm [Accessed March 1, 2025] 【R3-12572】2025/3/1投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 中国陝西省からPunctularia atropurpurascensを中国新産種として報告した。 本種との同定は形態形質に加えて分子データによっても確かめられた。 キリは本種の新宿主として報告された。 (中国新産種) Punctularia atropurpurascens (Berkeley & Broome) Petch 【よく似た種との区別】 Punctularia bambusicola 中国に分布する 子実体縁部がいくぶん類白色 子実体縁部がいくぶん繊維状 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より子実体が薄い 本種と異なり子実層面が帯赤褐色~暗い帯紫褐色または帯桃色ではなく桃色~ばら色 本種と異なり子実体形成菌糸層の構造が顕著に発達するという特徴を欠く 本種より担子器のサイズが小さい 本種より樹枝状糸状体が短い ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される Punctularia strigosozonata(ケシワウロコタケ) 中国に分布する ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり子実体が半背着生~背着生 本種と異なり子実層面が帯赤褐色~暗い帯紫褐色または帯桃色ではなく帯橙褐色~栗色または暗い帯紫色で縁部が褐色 本種と異なり子実層面縁部がビロード状 本種と異なり子実体形成菌糸層の構造が顕著に発達するという特徴を欠く ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される