2014年6月7日 (仮訳)スイス・アルプスおよびルーマニア・カルパティアの高山帯で見出された新種、Simocybe montana Horak, E. & Ronikier, A., 2011. Simocybe montana (Crepidotaceae, Agaricales), a new species from the alpine belt in the Swiss Alps and the Romanian Carpathians. Mycological Progress. Available at: http://link.springer.com/article/10.1007/s11557-010-0714-1 [Accessed June 6, 2014]. 【R3-00787】2014/06/07投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ スイスおよびルーマニアの高山帯の石灰質土壌に発生した菌を、Simocybe montanaとして新種記載した。 本種は柄が中心生で、大型で扁桃形~広楕円形の担子胞子を形成することなどで特徴づけられた。 本種の完全な記載文と、肉眼的形質および顕微鏡的形質のスケッチを掲載した。 Romania, Judeţul Dâmboviţa, Southern Carpathians, Munţii Bucegi, near the refuge hut Cabana Babele (新種) Simocybe montana E. Horak & A. Ronikier 語源…山の 【よく似た種との区別】 Simocybe antarctica 極地または高山に分布する コケの上に発生する 本種と異なり柄が退化的あるいは欠く 本種と異なり柄が(あれば)中心生ではなく側生する Simocybe haustellaris 北半球に分布する 極地または高山に分布する 本種と異なりヨーロッパではなくグリーンランドに分布する 本種と異なり土壌ではなく落葉樹の材に発生する Simocybe laevigata アルプス山脈に分布する 材に発生しない 本種と異なりスイス・ルーマニアではなくフランスに分布する 本種と異なり湿った環境に発生する 本種と異なりスゲ属植物の基部に発生する