地衣類および地衣生菌類の研究 (19):北米南東部沿岸平野産種に関する追加知見
Lendemer, JC. & Harris, RC. 2014. Studies in lichens and lichenicolous fungi – No. 19: Further notes on species from the Coastal Plain of southeastern North America. Opuscula Philolichenum. Available at: https://www.biodiversitylibrary.org/page/63486848 [Accessed February 25, 2025]
大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。
3行まとめ
- 米国南東部沿岸平野に産した地衣類および地衣生菌類について、分子系統解析を含む検討を実施した。
- Lecanora cinereofusca var. appalachensisを種レベルに昇格させ、Phlyctis ludoviciensisをP. boliviensisのシノニムとした。
- Phlyctis willeyiをLeucodecton属に移し、Piccolia nannariaがPyrrhospora variansに寄生する可能性を示し、Schismatomma rappiiの担子胞子サイズを修正・再記載した。
掲載種 (7)
NAME(新学名)
Lecanora saxigena
旧名:Lecanora cinereofusca var. appalachensis Brodo
語源…岩に生じる
比較 (1)
米国に分布する
形態的に類似している
ITS、mtSSUに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり岩上生ではなく樹皮生である
本種と異なり地衣成分として”placodiolic acid”を有する
本種と異なり地衣成分として”roccellic acid”を欠く
ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される
その他掲載種(その他掲載種)
Phlyctis boliviensis↗
比較 (1)
子器のタイプが同一である
子嚢胞子のサイズが同一である
子嚢胞子の隔壁数が同一である
地衣成分としてプソロミン酸を含む
COMB(新組み合わせ)
Leucodecton willeyi
旧名:Phlyctis willeyi Nyl.
比較 (1)
地衣体に侵食状の領域がある
子器が埋生し集まりをなす
果殻の発達が乏しい
地衣成分としてスチクチン酸類を含む
本種と異なり子嚢胞子が無色ではなく褐色である