2025年9月6日 (仮訳)Coniochaeta leucoplacaおよびC. velutinaの分類:台湾産分離株のLSU rDNAに基づく形態学的および分子系統学的研究 Chang, J-H. & Wang, Y-Z. 2011. Taxonomy of Coniochaeta leucoplaca and C. velutina: morphological and molecular studies based on LSU rDNA of isolates from Taiwan. Nova Hedwigia. Available at: https://www.schweizerbart.de/papers/nova_hedwigia/detail/92/75598/Taxonomy_of_Coniochaeta_leucoplaca_and_C_velutina_morphological_and_molecular_studies_based_on_LSU_rDNA_of_isolates_from_Taiwan [Accessed September 6, 2025] 【R3-13142】2025/9/6投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ 台湾で土壌や糞から分離されたConiochaeta属菌について形態学的検討および分子系統解析を実施した。 C. leucoplacaとC. velutinaをタイプ標本との比較の基で同定し、台湾新産種として報告した。 後者は主に木質基質から報告されていたが、台湾では土壌から分離された。 (台湾新産種) Coniochaeta leucoplaca (Saccardo) Cain 【よく似た種との区別】 Coniochaeta velutina 台湾に分布する 糞生菌である 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり材、土壌から分離される 本種より子嚢胞子のサイズが小さい 本種ほど子嚢胞子が扁平でない 本種と異なり子嚢胞子の全長にわたって発芽溝が延びるのではなく全長には達しない 本種と異なり子嚢胞子に油滴を含まないのではなく含む 本種と異なりコロニーが帯桃色ではなく帯オリーブ褐色 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Coniochaeta scatigena 子嚢胞子がゼラチン質の鞘に包まれる 本種より子嚢胞子のサイズが大きい (台湾新産種) Coniochaeta velutina (Fuckel) Cooke 【よく似た種との区別】 Coniochaeta leucoplaca 台湾に分布する 糞生菌である 子嚢胞子のサイズの範囲が重なる nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり材、土壌から分離されない 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種より子嚢胞子が扁平である 本種と異なり子嚢胞子の発芽溝が全長には達しないのではなく全長にわたって延びる 本種と異なり子嚢胞子に油滴を含むのではなく含まない 本種と異なりコロニーが帯オリーブ褐色ではなく帯桃色 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Coniochaeta ligniaria 糞生菌および土壌菌である 子嚢殻全体が剛毛に覆われる 子嚢胞子が楕円形 子嚢胞子がゼラチン質の鞘に包まれない nrLSUに基づく分子系統解析で近縁 nrLSUに基づく分子系統解析で明瞭に区別される Coniochaeta velutinosa コロニーの形態が類似している 本種より子嚢胞子のサイズが大きい