2014年6月14日 (仮訳)新組み合わせTetramelas thiopolizusおよびTetramelas属の既知種全種の検索表 Giralt, M. & Clerc, P., 2011. Tetramelas thiopolizus comb. nov. with a key to all known species of Tetramelas. The Lichenologist. Available at: http://journals.cambridge.org/production/action/cjoGetFulltext?fulltextid=8346556 [Accessed June 13, 2014]. 【R3-00807】2014/06/14投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ Buellia andicola、B. hypophana、B. reagensのタイプ標本などを検討し、これらの種がB. thiopolizaと同種であることを示した。 また、形態学的検討の結果に基づき、B. thiopolizaをTetramelas属に移した。 Tetramelas属の既知種を含む検索表を掲載し、Buellia hypoleucaをPhaeorrhiza sareptana var. sphaerocarpaのシノニムとした。 (新組み合わせ) Tetramelas thiopolizus (Nyl.) Giralt & Clerc 旧名:Buellia thiopoliza (Nyl.) Boistel ※Buellia andicola(Hypoflavia andicola)、B. hypophana、B. reagensの3種が本種のシノニムであることを示した。 【よく似た種との区別】 Tetramelas graminicola 黄色の色素を含む 地衣成分として6-O-メチルアルトテリンを含む 本種と異なり北半球と南半球の両方でなくサウスジョージア諸島のみから知られている 本種と異なり岩や土壌のコケの上ではなく植物残渣に発生する 本種と異なり地衣体が粉芽状 本種より子嚢胞子のサイズが大きい 本種と異なり子嚢胞子に1隔壁(時にさらに1つの偽隔壁)ではなく(1-)3個の真の隔壁を持つ 本種と異なり地衣成分として”eumitrin”およびセカロン酸Aを含む (その他掲載種) Phaeorrhiza sareptana var. sphaerocarpa (Th. Fr.) H. Mayrhofer & Poelt ※Buellia hypoleucaが本変種のシノニムであることを示した。