2023年9月19日 (仮訳)ロシア産のPlacolecis属地衣 Yakovchenko, LS., Davydov, EA. & Ryzhkova, PYu. 2023. The genus Placolecis (Catillariaceae, Lichenized Ascomycota) in Russia. Turczaninowia. Available at: http://turczaninowia.asu.ru/article/view/13441 [Accessed September 19, 2023] 【R3-10986】2023/9/19投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ ロシアの沿海地方からロシア新産種としてPlacolecis loekoesianaを報告した。 本種について韓国からの新たな産地、従来記録されていなかった粉子器と粉子、新規生息環境などに関するデータも提示した。 また、沿海地方新産種としてP. opacaを報告した。 (ロシア新産種) Placolecis loekoesiana (S.Y. Kondr., Farkas, J.J. Woo & Hur) A.C. Yin 【よく似た種との区別】 Placolecis opaca 同所的に分布する(ロシア) 同時に発生することがある 石灰岩に生じる 粉子器の形態にほとんど違いがない 粉子の形態にほとんど違いがない K+赤色である 地衣成分として同一のケモシンドロームを含む ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より地衣体のサイズが小さい 本種と異なり地衣体が褐色 本種より地衣体の小区画が小さい 本種と異なり子実下層が無色~帯黄色、帯灰色または帯褐色ではなく赤褐色~褐色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (沿海地方新産種) Placolecis opaca (Dufour) Hafellner 【よく似た種との区別】 Placolecis loekoesiana 同所的に分布する(ロシア) 同時に発生することがある 石灰岩に生じる 粉子器の形態にほとんど違いがない 粉子の形態にほとんど違いがない K+赤色である 地衣成分として同一のケモシンドロームを含む ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種より地衣体のサイズが大きい 本種と異なり地衣体が褐色でない 本種より地衣体の小区画が大きい 本種と異なり子実下層が赤褐色~褐色ではなく無色~帯黄色、帯灰色または帯褐色 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される