中国青蔵高原産のCudonia属3新種
Lu, J-R. et al. 2026. Three new species of Cudonia (Rhytismatales) from the Qinghai-Xizang Plateau, China. MycoKeys 134: 97–117. Available at: https://mycokeys.pensoft.net/article/197873/ [Accessed June 19, 2026]
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3行まとめ
- 中国の甘粛省、チベット自治区、雲南省で採集された菌を検討し、Cudonia longispora、C. pallida、C. subalpinaの3新種を記載した。
- これらの新種は子嚢胞子が長く発芽点が多いこと、傘にゼラチン層が発達すること、亜高山帯針葉樹林に分布し、子嚢胞子にゼラチン質の鞘と頂部の帽を有することなどでそれぞれ特徴づけられた。
- 青蔵高原が本属の種分化の中心地であることが改めて支持され、本属ではITSバーコードのみでは種の識別に限界があることも指摘した。
掲載種 (3)
NEW(新種)
Cudonia pallida
語源…淡色の(子実体の色から)
中国チベット自治区ニンティ市コンボギャムダ県 30.02094, 91.96844地図で開く ↗
比較 (3)
中国に分布する
肉眼的特徴が類似している
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁
本種より子嚢胞子が短い
本種と傘の顕微鏡的構造が異なる
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり柄が老成時タープ色〜暗褐色になる
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なりモンゴルにおける分布が知られている
本種と異なり子実体全体が黄色である
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
NEW(新種)
Cudonia subalpina
語源…亜高山帯の
中国チベット自治区ニンティ市八一鎮 29.63976, 94.33968地図で開く ↗
比較 (3)
中国に分布する
肉眼的特徴において類似している
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁
本種より傘が暗色である
本種より柄が暗色である
本種より子嚢胞子の幅が広い
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で近縁
本種と異なり中国ではなくヨーロッパ、北米など汎世界的に分布する
本種と異なり柄が暗褐色である
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される
中国に分布する
子実体の肉眼的形態がいくぶん類似している
本種より子嚢の平均長が短い
本種より子嚢胞子が長い
ITS+nrLSU+rpb2+tef-1αに基づく分子系統解析で明瞭に区別される