タイ産痂状地衣の2新種と1新産種

Poengsungnoen, V. et al. 2026. Two new species and a new record of crustose lichens from Thailand. The Bryologist. Available at: https://bioone.org/journals/the-bryologist/volume-129/issue-2/0007-2745-129.2.101/Two-new-species-and-a-new-record-of-crustose-lichens/10.1639/0007-2745-129.2.101.full [Accessed July 17, 2026]
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3行まとめ
  1. タイで採集された2種の痂状地衣を検討し、Astrochapsa pruinosaおよびRamonia sirindhornianaとして新種記載した。
  2. 前者は子器が角丸形〜長楕円形で子嚢が8胞子性、後者は子器と子嚢胞子が小型で、子嚢あたりの胞子数が少ないことなどで特徴づけられた。
  3. また、アジア新産種としてAcanthothecis tetraphoraを報告した。
掲載種 (3)
NEW(新種)
Astrochapsa pruinosa
Poengs., Vongshew. & Lumbsch
語源…粉霜状の(子器の表面性状から)
📍Thailand, Nakon Ratchasima, Pak Chong Distr., Khao Yai National Park 14.45972, 101.33583地図で開く ↗
比較 (4)
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○子器が角丸形~長形
○子嚢が8胞子性
○子嚢胞子の長さが類似している
○子嚢胞子が石垣状である
○地衣成分を欠く
✕本種と異なり子嚢が(1–)2–6胞子性である
✕本種と異なり子器が主に円形〜角形である
↗
○子器が角丸形~長形
○子嚢が8胞子性
○子嚢胞子の長さが類似している
○子嚢胞子が石垣状である
○地衣成分を欠く
✕本種と異なり子器がジロトレモイドである
✕本種と異なり子嚢が1–2胞子性である
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○子器が長形である
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
✕本種と異なり地衣成分を欠くのではなく有する(スチクチン酸)
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○子器が長形である
✕本種と異なり子嚢胞子が亜網目状(submuriform)
✕本種より子嚢胞子が長い
NEW(新種)
Ramonia sirindhorniana
Poengs., Vongshew. & Lumbsch
語源…シリントーン王女に献名
📍Thailand, Samut Prakan, Phra Pradaeng Distr., King’s 80th Anniversary Commemorative Garden 13.66139, 100.55167地図で開く ↗
比較 (4)
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○子嚢胞子の幅が類似している
○子嚢胞子が楕円形
✕本種と異なりタイではなくブラジルなどに分布する
✕本種より子器のサイズが大きい
✕本種より子嚢の胞子数が約70である
✕本種より子嚢胞子のサイズが大きい
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○子嚢胞子の幅が類似している
○子嚢胞子が楕円形
✕本種と異なりタイではなくブラジルなどに分布する
✕本種より子嚢の胞子数が約150である
✕本種より子嚢胞子のサイズが小さい
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✕本種より子嚢胞子の幅が狭い
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○タイに分布する
✕本種と異なり孔口の縁が星状である
✕本種より子器のサイズが小さい
✕本種より子嚢が32-64胞子性である
REC(アジア、タイ新産種)
Acanthothecis tetraphora↗
(Nyl.) Staiger & Kalb
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