2018年12月11日 (仮訳)インド、マディヤ・プラデーシュ州、サーガル産のCurvularia属2新種 Parihar, S. & Rai, AN. 2018. Two new species of Curvularia Boedijn from Sagar, (M.P.) India. International Journal of Botany Studies. Available at: http://www.botanyjournals.com/archives/2018/vol3/issue2/3-2-39 [Accessed December 11, 2018] 【R3-05754】2018/12/11投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ インド、マディヤ・プラデーシュ州からCurvularia revenallaeおよびC. poacearumとして新種記載した。 前者はタビビトノキ、後者は未同定のイネ科植物を宿主としていた。 ゴクラクチョウカ科植物を宿主とする本属菌の有効記載は初となった。 Botanical Garden, University, Sagar, M.P. India (新種) Curvularia revenallae Parihar & Rai 語源…タビビトノキ属の ※2018年12月11日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Curvularia tritici 分生子のサイズの範囲が重なる 分生子表面が平滑 分生子の隔壁数が2-3 本種と異なりゴクラクチョウカ科植物を宿主とするという特徴を欠く 本種より分生子柄のサイズが小さい 本種と異なり分生子柄が淡オリーブ色~オリーブ色ではなく淡褐色~褐色 本種と異なり分生子が単生するのではなく鎖生する 本種と異なり分生子が褐色~暗オリーブ褐色ではなく淡褐色~褐色 本種と異なり分生子が倒棍棒形および屈曲する楕円形ではなく直線状またはごく僅かに屈曲する楕円形、棍棒形、紡錘形 Curvularia richardiae 葉の両面に生じる 分生子表面が平滑 本種と異なりゴクラクチョウカ科植物を宿主とするという特徴を欠く 本種と異なり子座が埋生~表在性ではなく直立する 本種と異なり子座が暗オリーブ色~褐色ではなく黒色 本種より分生子柄が短い 本種と異なり分生子柄が淡オリーブ色~オリーブ色ではなく褐色~暗褐色 本種より分生子のサイズが大きい 本種と異なり分生子が褐色~暗オリーブ褐色ではなく褐色~暗褐色 本種と異なり分生子が倒棍棒形および屈曲する楕円形ではなく通常直線状で時に僅かに屈曲する棍棒形 本種と異なり分生子の隔壁数が2-3ではなく2-5 Ratouna, Sagar, M.P. India (新種) Curvularia poacearum 語源…イネ科の ※2018年12月11日現在、本種はMycoBank/Species fungorumに登録されていない。 【よく似た種との区別】 Curvularia tritici 同じイネ科植物を宿主とする 分生子柄が直線状または屈曲する 分生子表面が平滑 本種と異なり子座を欠く 本種より分生子柄のサイズが小さい 本種と異なり分生子柄がオリーブ色~暗オリーブ色ではなく淡褐色~褐色 本種と異なり分生子が単生するのではなく鎖生する 本種より分生子のサイズが小さい 本種と異なり分生子が倒棍棒形、楕円形で直線状または屈曲するのではなく直線状またはごく僅かに屈曲する楕円形、棍棒形、紡錘形 本種と異なり分生子の隔壁数が1-3ではなく2-3