エルバリウム・アンキエータ (PACA) に収蔵されたJ. Rickのコウヤクタケ類担子菌のタイプスタディ
Baltazar, JM. et al. 2016. Type studies of J. Rick’s corticioid homobasidiomycetes (Agaricomycetes, Basidiomycota) housed in the Herbarium Anchieta (PACA). Phytotaxa. Available at: http://biotaxa.org/Phytotaxa/article/view/phytotaxa.255.2.1 [Accessed June 12, 2025]
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3行まとめ
- Rickによって記載されたコウヤクタケ類のタイプ標本、115分類群134標本の分類学的再検討を実施した。
- 16分類群を認め、44分類群をシノニムとし、10分類群を無効学名、3分類群を非合法名とした。
- 8つのレクトタイプと1つのエピタイプを指定したが、43分類群は保存状態が悪かったので未解決のままとなった。
掲載種 (16)
その他掲載種(その他掲載種)
Epithele bambusina
比較 (4)
担子胞子の形状が類似している
シスチジアの形態が類似している
樹枝状糸状体の形態が類似している
菌糸構成が1菌糸型
菌糸にクランプを有する
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なり担子胞子表面が平滑
本種よりシスチジアの幅が狭い
本種より糸状体のサイズが大きい
担子胞子が楕円形
担子胞子表面が小皺状
糸状体の形態が類似している
本種より担子胞子のサイズが僅かに大きい
本種と異なりシスチジアを欠く
本種と異なり菌糸構成が2菌糸型
担子胞子表面が小皺状
本種より担子胞子のサイズが顕著に大きい
本種と異なり担子胞子が狭楕円形~広楕円形または類紡錘形で両端に嘴状突起を有する
担子胞子表面が小皺状に見えることがある
本種と異なりタケに生息する
本種より担子器のサイズが大きい
本種と担子胞子の形態が異なる
本種と異なりシスチジアを欠く
本種と糸状体の形態が異なる
本種と異なりハイファルペグを欠く
COMB(新組み合わせ)
Clavulicium flavidulum
旧名:Prillieuxia flavidula Rick
COMB(新組み合わせ)
Dendrothele triangulispora
旧名:Asterostromella triangulispora Rick
比較 (1)
肉眼的形態が類似している
本種より子実層托が僅かに明色
本種ほど子実体に亀裂が目立たない
本種より担子胞子が僅かに短い
本種と異なり樹枝状糸状体表面が平滑ではなく結晶を伴う
COMB(新組み合わせ)
Hyphoderma molliusculum
旧名:Radulum molliusculum Rick
COMB(新組み合わせ)
Hyphodontia corticioidea
マルミノヘラバタケモドキ [= Hyphodontia corticioides]
旧名:Irpex corticioides Rick
COMB(新組み合わせ)
Hypochnicium horridulum
旧名:Radulum horridulum Rick
新組み合わせ、新階級(新組み合わせ、新階級)
Parvodontia albocrustacea
旧名:Asterostromella olivaceo-oxydata var. albocrustacea Rick
比較 (1)
ブラジルに分布する
本種と異なりタケまたはヤシの葉などを基質とする
本種と異なり子実層托が顕著な歯牙状
本種と異なり”vesicle”に指状突起を欠く
COMB(新組み合わせ)
Peniophora carneorosea
旧名:Hypochnus carneoroseus Rick
COMB(新組み合わせ)
Peniophora conspersa
旧名:Cytidia conspersa Rick
比較 (1)
肉眼的形質が類似している
本種より担子胞子のサイズが小さい
本種と異なりグレオシスチジアを有する
COMB(新組み合わせ)
Peniophora gomezii
旧名:Crystallocystidium tenue Rick
COMB(新組み合わせ)
Phlebia subconspersa
旧名:Odontia subconspersa Rick
COMB(新組み合わせ)
Resinicium luteosulphureum
旧名:Gloeoradulum luteosulphureum Rick
比較 (1)
担子胞子のサイズの範囲が重なる
本種と異なり南半球ではなく北方温帯域などに分布する
本種より担子器のサイズが大きい
本種と異なり担子胞子が典型的には楕円形なのではなく常に円筒形
本種より星形結晶シスチジアのサイズが大きい